大阪朝高ボクシング3選手、インターハイへ一番乗り
第52回全国高等学校ボクシング選手権大会大阪府予選兼1998年度大阪高等学校総合体育大会春期種目別大会(大阪高等学校ボクシング選手権大会)が4月25、26、29の3日間、浪速高校で行われ、大阪朝高が3階級を制覇。朝高の中で今年度インターハイ(8月、香川県)一番乗りを決めた。優勝したのは白英鉄(3年、フェザー級)、金太洙(2年、ライト級)、金昌●(●は金へんに主。3年、ウェルター級)の3選手。大阪朝高は9階級のうち5階級に8選手が出場。うち7選手が決勝に進出(2階級は大阪朝高選手同士が対戦)する活躍で、2年ぶり2度目の総合優勝に輝いた。
とくに注目を集めたのは3月の全国選抜大会で優勝した白英鉄選手。全試合RSC勝ちした選抜大会に続いて、今大会でも準決勝を2ラウンド37秒、決勝戦を3ラウンド1分5秒でそれぞれRSC勝ちし、貫禄を見せつけた。ウェルター級で優勝した金選手はボクシングを初めて1年足らずだが、準決勝で昨年度近畿大会チャンピオンの選手(大商大高)を相手に逆転の左フックで3ラウンドRSC勝ちした。
今大会では秋永秀(2年、バンタム級)、金基文(2年、ライト級)、李成桂(3年、ライトウェルター級)、張晃植(2年、ウェルター級)選手らがそれぞれ準優勝し、金大孝(3年、バンタム級)選手が3位に入賞した。
インターハイに出場する3選手は、26〜28日、奈良県で行われる第2回近畿高校ボクシング大会に出場する。