4月の春親善芸術祭典/華麗な舞台、観客を魅了
50カ国から700余人参加/民族芸術の交流
【平壌発=本社記者・李鉉民】 第16回4月の春親善芸術祭典が8〜18日、平壌で開催され、世界5大陸50カ国から86団体、700余人の芸術家らが、華麗な舞台を披露した。
この間、単独・組別公演が9〜12日市内10余の劇場で、14〜17日にはジョイント公演が催され、観覧者を大いに魅了した。
今回の祭典は、互いの親善と団結を厚くし、民族芸術の成果と経験を十分に分かち合った国際芸術祭典となった。
また世界的マジシャン引田天功さん率いる天功マジック団(14〜19日訪朝)は、16日に曲芸ジョイント公演、17日には単独公演に出演し、「ピラミッド」や「ビーナスの箱」などを披露した。
公演後、引田天功さんは、「日本では朝鮮についてあまり良く報道されていないが、実際に朝鮮に来てみると、平壌の素晴らしさに驚いた。また人民が自国の指導者を尊敬する姿にも驚いた」と語っていた。
なお、18日の閉幕式では、立派な芸術的技量を発揮したロシア・アレクサンドロフ軍隊協奏団、モンゴル全軍協奏団、中国芸術団、在中朝鮮人芸術団に団体賞、イタリア芸術団の独創歌手アントニオ・ストラガ・ペデさん、オーストリアの指揮者L・リザベト・ラフトル・アトルさんをはじめ54人の出演者に個人賞、その他にも芸術賞、創作賞、功労賞がそれぞれ授与され、賞状とカップ、賞金、メダルなどが贈られた。