ニュースフラッシュ
起亜自動車労組が全面スト突入/当局の売却方針に抗議
駐ブルガリア大使に金万益氏
キューバ外務省代表団が訪朝
中国が食糧１０万トンなど無償提供へ
祖統委、南の「韓総連」弾圧を非難
バヌアツ新首相に祝電/洪成南総理代理と金外交部長
中国政府文化代表団と会見/張副総理
昨年７月に経営破たんした南朝鮮・起亜グループの中核企業、起亜自動車の労働組合は１６日、当局の第３者売却の方針に抗議して全面ストに突入した。労組員約５０００人が同日、ソウル市内の公園に集まり、「売却を阻止し、雇用安定と生存権を死守する」と訴えた。
ソウル地裁は１５日、起亜自動車と系列の亜細亜自動車の法定管理（日本の会社更生法に相当）開始を決定し、起亜自動車社長ではなく債権銀行団が推薦する社外の人物を法定管理人に起用。この決定に対し、自主再建ではなく売却の可能性が強まったとして労組側が猛反発していた。
１５日発朝鮮中央通信は、共和国中央人民委員会政令により、駐ブルガリア大使に金万益氏が任命されたと報じた。（朝鮮通信）
キューバ外務省代表団（団長＝イザベル・アルエンデ次官）が１４日、空路平壌に到着した。金昌龍外交部副部長、ホセ・ラモン・ロドリゲス・バロナ駐朝キューバ大使が一行を出迎えた。（朝鮮通信）
中国政府が共和国に対し、１０万トンの食糧と２万トンの化学肥料を無償で提供することを決定した。万永祥駐朝中国大使が１３日、金永南副総理兼外交部長に決定を通報した。共和国での自然災害と関連して再三にわたり支援したのに続いて今回再び、朝中友好を重んじて無償提供を行うことにした中国政府の決定は、最後の勝利を目指す強行軍を行っている朝鮮人民のたたかいに対する、大きな鼓舞と支持となる。（朝鮮通信）
祖国平和統一委員会書記局は１１日、報道第７５９号を発表し、南朝鮮当局が「韓国大学総学生会連合」（「韓総連」）を「国家保安法」上の「利敵団体」に規定し、１０日から開催予定だった第６期代議員大会を源泉封鎖して中止に追い込んだことについて、次のように指摘した。
南では文民独裁時の「韓総連」弾圧がそのまま再現されている。「韓総連」は前身の全国大学生代表者協議会（全大協）時代から今に至るまで、社会の自主化と民主化、国の統一を目指してたたかっており、その理念は南の現実と人民の志向、念願を反映した正当なものだ。南の歴代統治者は危機に瀕するたびに統一愛国勢力の弾圧で活路を求めようとした。現執権勢力が「対話」や「協力」をうんぬんする一方で、歴代「政権」と同じように「韓総連」を弾圧することは、決して黙認できない。（朝鮮通信）
１０日発朝鮮中央通信は、洪成南総理代理と金永南副総理兼外交部長がそれぞれ、バヌアツ共和国のドナルド・カルポカス新首相に祝電を送ったと報じた。（朝鮮通信）
張徹副総理兼文化芸術部長は９日、訪朝中の中国政府文化代表団（団長＝孟暁駟文化次官）と平壌の万寿台議事堂で会見した。孟団長は、中朝友好は毛沢東主席と金日成主席が築いたものであり、今も江沢民主席と金正日総書記の指導の下に立派に発展していると指摘した。 （朝鮮通信）