ニュースフラッシュ
孔副総理とWFP事務局長が会談
10大綱領5周年で平壌市報告会
南現「政権」は安企部解体を/労働新聞
万景台賞体育競技大会が開幕
インド訪問の楊議長らが出発/中国訪問団も
南外交通産相の対北暴言を非難/労働新聞
言葉より行動で示すべき/橋本首相の植民地支配発言で民主朝鮮
孔副総理とWFP事務局長が会談
7日に訪朝した世界食糧計画(WFP)のバーティーニ事務局長と孔鎮泰副総理との会談が同日、平壌の万寿台議事堂で行われ、双方の協力問題などについて意見が交わされた。(朝鮮通信)
10大綱領5周年で平壌市報告会
祖国統一のための全民族大団結10大綱領発表5周年記念平壌市報告会が6日に行われ、朴成哲、金炳植両副主席ら幹部が参加した。
最高人民会議統一政策委員会の金容淳委員長が報告し、金日成主席が示した10大綱領は最も公明正大な民族団結の政治大綱、統一の大憲章であり、南朝鮮で民族的良心のある政治家であれば、同族と手を取って民族の力で統一問題を解決すべきだと指摘した。また、北と南、海外の全同胞は、和解と協力、不可侵を確約した同族との合意を白紙に戻し、外勢との「共助」を追及した「文民」統治集団の反民族的行為が繰り返されないことを望んでおり、反民族、反統一の過去と決別して民族のために統一を目指す政策転換をすべきだと指摘。今年を統一偉業実現で歴史的な前進の年にしようと強調した。(朝鮮通信)
南現「政権」は安企部解体を/労働新聞
労働新聞5日付は、南朝鮮「国家安全企画部」が1973年8月に起こした、南の野党政治家に対する拉致事件について言及した。同文は「中央情報部の組織的犯行」と報じた東亜日報の記事を取り上げ、安企部によって何度も生命の危険にさらされ、かつては安企部解体を唱えた現執権層なだけに、解体に異議があろうはずがなく、存続させるならこれ以上の自家撞着はないと非難した。(朝鮮通信)
万景台賞体育競技大会の開幕式が4日、平壌の卓球競技館で行われ、朝鮮労働党の金仲麟書記、張徹副総理が参加した。バスケットボール、サッカーなど約40種目が行われる。(朝鮮通信)
インドを訪問する楊亨燮・朝鮮社会科学者協会委員長(最高人民会議議長)を団長とする同協会代表団が4日、空路平壌を出発した。楊議長はこれに先立ち、インドのバラヨギ新下院議長に祝電を送った。また同日、中国を訪問する文在哲・対外文化連絡委員会委員長代理を団長とする同委員会代表団も空路平壌を出発した。 (朝鮮通信)
労働新聞4日付は論評で、南朝鮮で統一部長官に続いて外交通商部長官が「駐南米軍撤収問題は四者会談の協議対象にはなり得ない」と述べたことについて、民族の和解と団結、統一のために相手を刺激する不穏当な発言を極力自制すべき時に、長官らが対北対決をあおる第一線に立っており、現「政権」の意思を代弁しているならば警戒せざるを得ないと指摘。朝鮮半島の平和構築のためにも米軍が必ず撤収すべきだというのが共和国の立場だと強調した。(朝鮮通信)
民主朝鮮3日付は論評で、橋本龍太郎首相が先の参議院予算委員会で「朝鮮半島の植民地支配の事実は否定できない」と発言したことについて、従来の姿勢とは大きく変わったものだと評価し、自ら罪多き歴史を真に認めるならば、言葉ではなく行動で示すべきだと指摘した。 (朝鮮通信)