「参政権問題」で総聯北海道本部代表ら国会議員に要請
2日、総聯北海道本部の蔡鴻哲国際部長が北海道出身の国会議員で民主党所属の横路孝弘衆院議員、池端清一衆院議員、自民党所属の中川昭一衆院議員(代理)にそれぞれ会い、「参政権」問題で慎重に対処することを求めた要請文を手渡した。
蔡国際部長は、総聯の立場は、日本の内政に干渉せずに民族性を守っていこうということであり、決して「参政権」の獲得は望んでいない、と強調した。
さらに、日本の地方議会でも「参政権」問題について再審議が行われており、すでに「参政権」の付与を可決した議会でも再審議され反対案が可決されているという事実について言及し、「参政権」問題に慎重に対処することを求めた。
横路議員は「趣旨を理解した」と述べ、池端議員は「衆議院法制委員会でも 参政権 問題は論議されてない。在日外国人の総意でないとわかった」と述べた。
一方、北海道釧路支部の玄鐘寛委員長が蔡国際部長とともに3日、自民党所属の武部勤衆院議員(党国会対策委員会副委員長)、北村直人衆院議員(衆議院農林水産委員長)を訪ね要請文を手渡した。