フェアリー舞踊研究所/発表会に1000人
フェアリー朝鮮舞踊研究所第2回発表会が3月31日、東京・北区の北とぴあ・さくらホールで行われ、1000余人が集まる盛況となった。
6年前に設立された同研究所は、朝鮮舞踊の基礎的なレッスンから専門家の育成までを体系的に行っている。これまで3人の研究生を金剛山歌劇団に入団させたほか、11作のオリジナルを創作、発表してきた。
この日の公演には初級科から専門科まで45人が出演。披露された群舞、重舞、双舞、独舞など18の作品はいずれも、観客から大きな喝采を受けていた。
出演した専門科の研究生、姜秀玉さんは、「朝鮮舞踊は民族文化の集大成。踊る側も見る側も、民族の血を感じると思う。より多くの同胞が、朝鮮舞踊に触れて欲しい」と話す。
また同研究所の講師、金伸江さんは、「世代交替が進む中で、舞踊を教え、伝えて行くことは大切なことだと思う。今後も舞踊を通して、民族の心を伝えて行きたい」と話していた。