金剛山歌劇団と神奈川朝鮮歌舞団、チャリティー公演に出演
神奈川県の保土ヶ谷公会堂で22日に行われた、日本のボランティア団体「We Love Asia21」主催のチャリティー公演「アジアの子供たちに平和を託して 98We Love AsiaチャリティーステージパートU」に、金剛山歌劇団と神奈川朝鮮歌舞団が出演し、集まった約600人の観客から拍手喝さいを浴びた。
同公演は、アジアの豊かな文化を通じ、各国の芸術家が国交と政治の壁を越えて一つの舞台に集い、アジアと世界の平和に寄与しようとの趣旨で、同団体が毎年行っているもの。昨年には初めて、共和国の水害支援にと60万円を寄付した。
今回の公演には共和国、日本、中国、南朝鮮から計6団体が出演し、歌や踊り、器楽演奏などを披露した。
第2部の最後に登場した金剛山歌劇団と神奈川歌舞団は、「チャンゴ(長鼓)の舞」など共和国の代表的な舞踊を次々と披露した。また、共和国功勲俳優の李栄守氏は、祖国統一への思いを込めた朝鮮歌謡「願い」や、朝・日の友好親善への思いを託した日本の歌「ひまわり」を熱唱し、多くの観客を魅了した。
舞台では、南北の芸術家が手を取り合い、芸術を通じて統一を実現しようと約束し合う光景も見られた。