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同胞だより


●東神戸初中

ラモス選手とサッカー

 Jリーグ、ヴェルディ川崎のラモス瑠偉選手が1日、神戸市灘区の東神戸朝鮮初中級学校でサッカー教室を開き、同校生徒60人をはじめ朝・日の生徒ら350人が参加した。

 同校は4年前の阪神・淡路大震災の際、朝・日の市民が食べ物を分け合いながら避難生活を送った場所。今回のサッカー教室は、「国境を越えて助け合う姿をテレビで見て、深い感動を覚えた。機会があれば東神戸初中に行って子供たちとサッカーがしたかった」というラモス選手自身の希望によるものだ。

 サッカー教室では、ラモス選手と3人のコーチによる技術指導や、子供たちとのミニゲームも行われた。

 

●京都第3幼稚班

オモニ会が人形劇

 京都朝鮮第三初級学校オモニ会(黄貴順会長)による、同校付属幼稚班園児と新入園児のための人形劇が2月21日、同校で行われた。

 同校オモニ会では昨年、学校創立30周年を記念して行われた「CAN・DO97」など、各種イベントの成功に大きく寄与した。今回の人形劇は、幼稚園児のオモニたちがその締め括りとして企画。3ヵ月間かけて、人形や舞台装置の作成、音楽の録音など、すべて手作りで準備した。

 「予防注射」をテーマに、園児たちの日常を巧みに表現した人形劇に子供たちは大喜び。オモニ会の幼稚班の責任者の姜正美さんは「子供たちがとても喜んでくれ、本当にやってよかった」と満足げだった。人形劇の後、子供たちと新入園児の父母たちは、オモニ会が用意した手料理を味わった。

 この新学期から、生徒数も園児数も増加する予定の同校。オモニ会では、これからも子供たちのために様々な活動をしていこうと張り切っている。【 京都第三オモニ会】