ニュースフラッシュ
「華僑脱出」説は謀略宣伝/朝鮮中央通信
南で「総理」承認巡り「国会」空転/朝鮮中央通信
ラオス、キューバ新議長に祝電/最高人民会議議長
南で株価が再び急落/史上2番目の下げ幅を記録
連合会議の提案を支持/各国の政党、団体
米の「拡大戦略」実現企図を非難/労働新聞
「華僑脱出」説は謀略宣伝/朝鮮中央通信
6日発朝鮮中央通信は論評で、南朝鮮当局が、「食糧難と差別待遇」により共和国で暮らす華僑が中国に脱出する例が急増しているなどと喧伝していることについて、次のように非難した。
これは共和国の国際的孤立を狙った謀略宣伝、朝中関係に楔を打とうとするねつ造行為だ。共和国では、外国人は国籍に関係なく平等で安定した生活を保障されており、華僑が「食糧難」で「差別待遇」を受けているなど想像もできない。南朝鮮は伝統的な朝中親善関係にひびを入れようと、これまで数々のねつ造事件を起こしてきたが、耳を傾ける者はいないだろう。(朝鮮通信)
6日発朝鮮中央通信は、南朝鮮「国会」本会議場の乱闘騒ぎについて、次のように言及した。
自民連の金鍾泌が「総理」に内定し、「国会」の承認を受ける段階まで来ていたが、金鍾泌は旧時代の象徴的人物だとするハンナラ党がこれに真っ正面から反対した。「国会」本会議では、ハンナラ党議員が投票所にすら行かないなどの露骨な反対行動を取った。与野間で罵声が飛び交い、つかみ合いの乱闘が起こり、会議は混乱のうちにうやむやとなった。(朝鮮通信)
最高人民会議の楊亨燮議長は5日、ラオス人民民主共和国議会の議長に再選されたサマン・ウィニャケート氏と、キューバ共和国人民権力全国会議の議長に再選されたリカルド・アラルコンデ・ケサダ氏に祝電を送った。(朝鮮通信)
南朝鮮で株価が再び下降線をたどっている。5日のソウル株式市場は相場が急落し、総合株価指数の終値は535.68と前日比37.08ポイントも下げた。昨年11月7日の38.24ポイントに次いで史上2番目の下げ幅。
朝鮮社会民主党中央委員会拡大会議が4日、平壌で行われた。金炳植委員長の報告と討論が行われ、共和国政党・団体連合会議で示された、北と南が団結して民族の活路をともに切り開くことについての提案と発議に全幅の支持と賛同を示すとともに、その実現に関心と努力を傾ける党の立場を明らかにした。
マルタ共産党、エジプト自由党、ネパールの政党・団体も、連合会議の提案を支持する声明を発表し、朝鮮労働党と朝鮮人民のたたかいに連帯を送ると強調した。(朝鮮通信)
労働新聞4日付は論評で、米国の「拡大戦略」は、世界を米国式、西側式に変え、世界に対する独占的な支配権を行使しようとするものだと非難し、次のように指摘した。
多くの国で発展がはかどらない原因が西側式市場経済や「民主主義」が導入されていないことにあるかのように米国が喧伝するのは、米国式、西側式の政治・経済方式を受け入れさせるためだ。米国は、欧州では資本主義が復帰した国々で社会主義が再生できなくし、ラテンアメリカでは「民主主義」の風を吹かせようとし、日本を通じてアジア諸国も「民主主義」へ誘導しようとしている。主導権と独占的支配権行使のための「拡大戦略」強行は、世界最大の支配主義者としての米国の反動的正体と野望を露にしている。(朝鮮通信)