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北、南、海外の学者 北京で統一討論会議


 平壌5日発朝鮮中央通信によると、祖国統一と学者の役割に関する北、南、海外学者の統一討論会議が2月20、21の両日、北京で行われた。

 会議では、民族自主の立場を堅持して政治的および軍事的対決状態を解消することで、南北関係を改善して民族的和解と団結を図り、国の平和と平和統一を遂げるための幅広い問題を討議した。

 参加者は、金日成主席が示した「祖国統一のための全民族大団結10大綱領」発表5周年と4月の南北連席会議招集50周年を控え、内外で民族団結と祖国統一機運がかつてなく高まっている時、3者が参加する統一討論会議を開いたことは極めて意義が大きいとの認識で一致。そしてテーマ発表と討論で、民族自主と南北関係改善、平和保障と民族的団結を実現するうえで提起される原則的問題と実践的な対策を提起した。

 北側代表は、祖国統一3大憲章に基づき民族の統一念願を1日も早く達成して朝鮮民族の英知を輝かせることについて言及した。

 南側と海外側の代表もテーマ発表と討論の中で、全民族が力を合わせて外勢の干渉を終わらせ、南北対決状態を和解と団結の関係に転換することで、統一を早めて民族的繁栄を遂げることについて言及した。

 また参加者は、現実は他人ではなく民族の力を信じるべきであり、南北間の政治的、軍事的対決状態を解消せずには民族的和解と団結、祖国統一はもちろん交流、協力も実現できないということで意見の一致を見た。また南、海外の学者が南北関係改善と民族的団結、自主的平和統一のため、ともに努力することが指摘された。(朝鮮通信)