大阪府同胞生活相談所で第21回「無料法律・生活相談の日」
大阪府同胞生活相談所が総聯東阿支部と共催する第21回「無料法律・生活相談の日」が2月21日、大阪市平野区の東阿朝鮮会館であった。
同日は、梁侏準司法書士、共和病院医療福祉相談室の洪東基係長、重村達郎弁護士が相談員を務め、地域の同胞から在留権、土地・建物、相続、金銭の貸し借り、交通事故、借地・借家、ゴルフ会員権など8件の相談が寄せられた。
相続問題について相談した東南支部管下在住の女性は「同胞有資格者に相談できてほっとした。日本の人に相談するのも不安だし、私たちにはその人脈すらないので…」と満足そうだった。また、金銭問題について相談した東阿支部管下在住の夫妻は「問題解決の糸口が見つかった。相談員の親切な対応ぶりには好感を持てた」と話していた。
同相談所では昨年、大阪府内の各総聯支部と共催するこうした「相談の日」を9回開いた。今年は12回開く予定。日程と場所、連絡先などをすべて記したカードを2万枚作成し、同胞たちに配布している。
次回は3月14日の午後1時〜4時、和泉市の泉州北朝鮮会館(電話0725−41−2352)で行われる。電話による相談も受けつける。