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「旧朝鮮類型人」の骨発掘/平壌市の洞窟遺跡から


  【10日発朝鮮中通信】 平壌市江東郡の洞窟遺跡から「旧朝鮮類型人」の骨を新たに発掘した。この洞窟遺跡は檀君陵からさほど遠くない所にある。

 金日成総合大学人類学進化発展史研究室の宋昌燮氏によると、洞窟の大きさは長さ2.5メートル、幅3.1メートル、高さ2メートル程度で、堆積層の厚さは約1.5メートルに達する。堆積層は3層に区分され、その真ん中の層から1体分の「旧朝鮮類型人」の人骨と獣骨、200余点の土器の破片が発掘された。

 人骨は身長が約160センチ程の成人男性のものだが、頭部や手足などの骨の一部が残っていた。

 人類学的特徴は、頭部が非常に細長く顔の大きさは普通、顔に比べて眼孔が大きく前頭部がまっすぐで口蓋骨が大きいことである。今回発掘された歴史的遺物は、平壌地方が太古時代から人間の生活に有利な所であったことを実証している。(朝鮮通信)