第2回東京同胞ファミリー卓球フェスティバル/園児から大人までそう快な汗流す
金正日総書記の誕生56周年を祝い、第2回東京同胞ファミリー卓球フェスティバルが11日、台東リバーサイドスポーツセンターで開催された。第9回関東地方中級部卓球選手権大会(個人新人戦)が同時に行われた会場は、120余人の同胞たちで賑わった。
競技は、学校対抗団体戦と男女混合ダブルス、個人戦(シニア別)と子供の部などに分かれて行われ、幼稚園児や生徒、父母たちがさわやかな汗を流した。
昨年の第1回大会にも参加したという足立区在住の金斗哲さん(38)は、「昨年のフェスティバルに参加したのを機に再び卓球を始めました。まだまだレベルは低いが、とても楽しい1日を過ごすことができました」と話す。夫人の金秀子さん(33)も、「私は今回が初めてですが、週に1回、東京第四初中で卓球をするようになりました。今日は本当に楽しかった」と語っていた。
また、この日、10試合に出場し、シニア部門では優勝した李栄鎬さん(52)は、「今、分会の卓球部に所属している。息子が学校でクラブ活動を始めたのを機に、自分も久々にラケットを握るようになった。今日は息子も、中級部新人戦で優勝しました」と、2重の喜びにひたっていた。
2つの大会を主催した東京都卓球協会の林光孝会長は、「誰もが幼い頃に一度は卓球を経験したことがあるでしょう。日頃の運動不足解消のためにも、より多くの同胞が卓球に親しんでくれるようになれば」と話していた。