ニュースフラッシュ
中米接近に不安覚える日本/朝鮮中央通信
全秉浩、李勇武両氏に労働英雄称号
在朝日本人女性の発言わい曲報道を非難/朝鮮中央通信
南のソン・ギチャン氏が義挙入北
9月20日を被服工業節に制定
マレーシアと投資促進・保護協定
12日発朝鮮中央通信は、日本が「アジア太平洋地域の平和と安定の保障のため」として、米、中、ロシアとの「4ヵ国安保対話」を盛んに主張していることについて、次のように指摘した。
中ロ両国は米国と対等な一極を求めており、こうした動きは西欧諸国にも表れている。日本は米国が米日同盟強化を標榜しながらも実際には対アジア政策で中ロとの関係を重視していると見て、「対話」を執拗に唱えて諸大国に加わろうとしている。問題は日本が立場を忘れて政治大国の欲望のみをやみくもに露にしていることだ。朝鮮人民に不幸と苦痛を強いながら何一つ謝罪や清算をしていない日本が、アジア人民の信頼を得る政治大国になろうとは話にもならない。 (朝鮮通信)
11日付の共和国中央人民委員会政令は、党と国家の重責を長年務め、党の路線と方針を貫徹するため献身的にたたかい、自力更生の革命精神を発揮して大衆を鼓舞し、人民経済の先行部門の発展に貢献した、党中央委員会書記の全秉浩、交通委員会委員長兼政治局長の李勇武の両氏に、共和国労働英雄称号と金メダル、国旗勲章第1級を授与すると発表した。(朝鮮通信)
11日発朝鮮中央通信は、故郷を訪問した在朝日本人女性が生活体験をもとに語った共和国の政治に対する発言をわい曲して報道した日本の一部マスコミについて、次のように非難した。
産経新聞は第1陣訪問の際にも共和国を中傷し、「選ばれた模範日本人妻」と彼女たちを冒とくした。第2陣についても「第1陣よりも口調がさりげなく、より訓練を受けたようだ」との報道があったが、これは人道的立場から故郷訪問を実現させた共和国の努力に水を差す行為だ。根底に不純な政治的意図があることは、交渉が誰かによってもたらされる恩恵であるかのように唱えたことからも明白だ。一部マスコミが共和国を敵視し、右翼とともに故郷訪問のあら探しをし、朝・日関係改善の遮断に悪用しようとしているのを問題視せざるを得ない。(朝鮮通信)
南朝鮮の京畿道金浦郡に住むソン・ギチャンさん(46)が11日、船で朝鮮西海の海上境界線を越え、共和国に義挙した。ソンさんは動機について、米国の植民地統治と金泳三の反人民的政策によって深刻な政治経済的危機下にある以南社会に幻滅し、民衆中心の仁徳政治が行われている以北に義挙したと語った。(朝鮮通信)
共和国の被服工業節制定に関する中央人民委員会政令が4日に発表された。政令は、金日成主席は1946年9月20日、経済状況が困難な中でも被服工場を建設して衣服の問題を1日も早く解決すべきだと述べ、金正淑女史は平壌に出向いて建設用地を定め、工場が進む方向と方途を具体的に示したと指摘。主席が朝鮮の被服工業の新たな歴史を開いた日を永遠に記念するため、9月20日を被服工業節とすると述べた。 (朝鮮通信)
共和国とマレーシアの両政府間の投資促進・保護に関する協定が4日、クアラルンプールで調印された。(朝鮮通信)