ニュースフラッシュ
在朝日本人女性への謀略行為を非難
民主労総、解雇制合意案を否決/ゼネスト突入へ
米戦略報告書の「共和国脅威論」非難/朝鮮中央通信
平壌で青年社会主義総進軍大会/決起集会も
米政府、共和国に食糧２０万トン提供
金泳三の罪状暴露する告発状発表/ 祖国平和統一委員会
共和国赤十字会中央委員会スポークスマンは９日、談話を発表し、在朝日本人女性の故郷訪問と関連して日本の右翼勢力が行った謀略行為を次のように非難した。
日本の一部マスコミは、在朝日本人女性と親戚、友人との贈り物の交換について「不足する品物の充当」だと虚偽報道を流し、私生活にまで干渉して人間の初歩的な道徳、赤十字の人道主義原則を否定した。また、正体不明の暴漢らが宿舎前で暴言を吐いて騒ぎ立てた。訪問者の安全保障に関する朝・日赤十字の合意に反する行為が起こったのは非常に残念であり、日本政府や日本赤十字社にも責任がある。日本側が今後も共和国公民を冒とくし、身の安全に危険を与えれば、故郷訪問に難関となろう。（朝鮮通信）
南朝鮮の全国民主労働組合総連盟（民主労総）は９日、臨時代議員会を開き、整理解雇制導入を決めた「労使政合意案」を否決するとともに、１４日までにゼネストに突入すると明らかにした。
これに先立ち７日には、民主労総傘下の大田・忠清南道労組の労組員１０００人が大田駅前で集会を開き、労働者に苦痛を与え、雇用不安を加速させる合意案は決して受け入れられないと非難した。
９日発朝鮮中央通信は、米国防総省が３日に発表した年例戦略報告書で、共和国が「アジア太平洋地域で依然、安保の脅威として残っている」と述べたことについて、共和国を軍事的に圧殺し、同地域で支配権を拡大する米国の野望が表れた詭弁だと非難し、米国は時代錯誤の野望を即時に捨て去るべきだと指摘した。（朝鮮通信）
全国青年社会主義総進軍大会が６〜７日、平壌の４・２５文化会館で行われ、李鐘玉副主席ら党、国家、軍の指導幹部、朝青活動家代表団が参加した。金日成社会主義青年同盟の李日煥第１書記が報告し、青年らは必勝の信念と楽観を持ち、総進軍の先頭に立ってたたかわなければならないと述べた。一方、大会で採択された全国の青年学生に送るアピールに応える平壌市青年学生の決起集会が７日、金日成広場で行われ、李副主席ら大会参加者と青年学生１０万人が参加した。（朝鮮通信）
共和国に２０万トンの食糧を提供する米政府の決定が５日に発表された。共和国に６５万トンの人道的食糧支援を行う世界食糧計画のアピールに初めて応えるもので、食糧は被災地の託児所や幼稚園などに送られる。（朝鮮通信）
祖国平和統一委員会は５日、金泳三「政権」が５年の執権期間に犯した罪状を暴露する告発状を発表し、金泳三が決算すべき最大の罪は、前代未聞の事大売国、外勢依存で民族の尊厳と利益を売り渡し、民族の平和統一への願いに反して南北関係を悪化させたことだと非難した。
告発状は、金泳三は３０億ドルの維持費を負担してまで米軍を南朝鮮に駐屯させ、帝国主義の反共和国策動の先頭に立ち、同族への人道支援に待ったをかけたと指摘。また、民族優先という就任時の言葉を覆して対北対決を宣言し、統一愛国運動を弾圧したと指摘した。そして、南朝鮮は最悪の金融危機を迎えており、金泳三は民族と歴史の前で審判を受けるべきだと強調した。（朝鮮通信）