同胞高齢者らに車椅子など/総聯の「愛の募金運動」
年末の恒例行事となっている総聯の「愛の募金運動」が今年も各地で繰り広げられている。
総聯大阪府本部の呉秀珍委員長をはじめとする代表らは19日、大阪・生野区にある共和病院の老人保険施設ハーモニー共和を訪れ、同胞高齢者らに車椅子などを伝達した。
同施設には約50人の同胞高齢者が入院し、約30人が通院している。通院者のうち14人は生活保護を受けており、8人は1人暮らし。
代表らは、職員らとともに病室を一つ一つ周りながら、同胞高齢者に果物などを手渡した。
一方同日、総聯東京・品川支部の宋共明委員長、地域商工会の金貞姫理事長が品川区立戸越台特別養護老人ホームを訪れ、同胞としてただ1人、同施設に入所している朴尚運さんに果物やお菓子などを手渡した。