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四日市初中、日本の教員ら130人が授業参観/講演と分科会も


 三重県教職員組合青年部の教員ら約130人が11月14日、四日市朝鮮初中級学校を訪れた。

 一行はまず、国語、朝鮮地理、音楽、日本語、社会などの授業を参観し、「在日朝鮮人問題の現状と課題」と題する、゙次鉉校長の講演を聞いた。

 続いて一行は、生徒らの公演を観覧した後、9つの分科に分かれて感想などを話し合った。各分科に4日市初中の教員も1人ずつ入った。朝鮮学校を訪れるのは初めてだという参加者も多く、在日朝鮮人問題や朝鮮学校の権利の問題をはじめ、活発な意見交換が行われた。

 参加した教員らは「生徒たちの生き生きとした様子を見て、自分の普段の授業について考えさせられた」「民族の誇りを持ち、自国の文化を大切にする強い思いが伝わってきた」などと感想を語っていた。