ニュースフラッシュ
南の「内閣制改憲」論議を論評/朝鮮中央通信
最高人民会議常任委員長、国連事務次長と会見
米軍永久駐屯は重大な挑発行為/外務省スポークスマン
駐マレーシア朝鮮大使に金慈竜氏
平壌で青年同盟総会/平壌−南浦間高速道路建設討議
人工衛星功労者を表彰/労働英雄称号、学位・学職授与
５日発朝鮮中央通信は、南朝鮮の現執権者が２日の会見で、金融危機克服が最優先の現時点では「内閣制改憲」は論議しない方が良いと述べたことについて、次のように指摘した。
自民連の首席副総裁が、来春から「内閣制改憲」を公論化し、来年末までに「改憲」を終えたいと述べたのに合わせ、金鍾泌は訪日中の先月３０日、福岡での会見で「改憲」の必要性を力説した。これまで沈黙してきた現執権者も、この発言には即座に反撃を加えた。これは、この問題を巡って両「同盟者」がいよいよ対決に入ったことを意味し、新年早々から争いが本格化する気配であることを示唆している。（朝鮮通信）
最高人民会議常任委員会の金永南委員長は４日、セルジオ・ビエラ・デ・メロー国連事務次長一行と平壌の万寿台議事堂で会見した。一行は同日、空路平壌を出発した。（朝鮮通信）
共和国外務省スポークスマンは３日、米国防総省が「東アジア戦略報告」で、東アジア地域に１０万人規模の兵力を維持し、朝鮮半島の「危機」解消後も引き続き駐屯させると主張したことに触れ、軍事力で同地域の独占支配を確立する米国の野望の表れだと非難、次のように指摘した。
米軍が共和国を主な標的にしているのは、共和国の尊厳と自主権に対する重大な侵害、軍事的挑発だ。朝鮮半島が一触即発の緊張状態にあり、周辺情勢が不安定なのは、すべて米国の侵略的な対朝鮮政策に起因する。朝米間で朝鮮半島の平和と安全を論じる４者会談が行われている時に、問題解決の基本である米軍撤退を拒否し、永久駐屯を公表したことは、４者会談に対する米国の真意を疑わざるを得なくしている。（朝鮮通信）
２日発朝鮮中央通信によると、最高人民会議常任委員会の政令により、駐マレーシア朝鮮大使に金慈竜氏が任命された。（朝鮮通信）
１日発朝鮮中央通信によると、金日成社会主義青年同盟中央委員会第１５回総会が平壌で開かれ、江界精神、慈江道民の模範を見習い、具体的な成果で金正日総書記の指導に応えるための同盟の課題と、総書記の指導に従って平壌−南浦間高速道路の建設を期間内に完工することが討議された。（朝鮮通信）
共和国初の人工衛星「光明星１号」の打ち上げ成功に貢献した科学者、技術者、労働者、活動家への国家表彰と贈り物、学位・学職の授与式が１１月３０日、平壌の４・２５文化会館で行われた。
最高人民会議常任委員会の金永南委員長が政令を朗読後、自前の技術と資材で衛星を打ち上げた楊王福氏ら８人に労働英雄称号と金メダル、国旗勲章第１級、桂訓峰氏ら２人に金日成勲章、李哲松氏ら５人に金日成青年栄誉賞、その他の功労者に人民科学者称号、功勲科学者称号、功勲機械製作工称号、勲章とメダルが授与された。金太煕氏ら２４人に金日成主席の名前入り時計が、姜春益氏ら２４人に金正日総書記名義の表彰状が送られたほか、総書記からの贈り物が参加者に手渡された。また、朴元亨氏ら９７人の科学者にアカデミー会員候補、教授、博士、助教授、修士の学位・学職が授与された。（朝鮮通信）