同胞生活情報誌「イオ」12月号発売/特集は「朝鮮の粥」
特集は「朝鮮の粥」。体に優しく心に温かい朝鮮の伝統的食文化、「粥」にスポットを当てた。朝鮮では古くから冬至の日、トンジパッチュク(冬至小豆粥)を作り、年の数だけ小さな餅団子を入れたりして子供の成長を祝ったという。特集では小豆粥、アワビ粥、朝鮮人参と鶏の粥、松の実粥の作り方を紹介している。
「イオが見つけたすてきな79人」は山形、栃木、石川、東京、滋賀、京都、和歌山に住む同胞青年の写真とプロフィール紹介。10月号に掲載された第1弾が好評だったために企画された第2弾だ。
特別企画「子供に贈るルーツアルバム」は、今やほとんど4世となった子供たちのための企画。見開き2ページで切り取れるようになっており、右側は曾祖父の故郷、渡日の時期、理由、日本で暮らした場所と仕事、思い出やエピソード、両親からのメッセージを書き込む欄で、左側は曾祖父母から孫までの名前を書き込む可愛いイラスト入りの「わが家の家系図」だ。親が子に、祖父母が孫に、在日同胞のルーツについて話してあげるいいきっかけになるだろう。学校で教材としても使えそうだ。