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アジア競技大会、共和国から317人の選手団が参加予定


 第13回アジア競技大会が12月6日から20日までタイ・バンコクで開かれるが、共和国からは317人の選手団が参加し、21種目に出場する。

 選手団の構成は役員61人、指導員43人、選手209人、共和国オリンピック委員会代表3人、国際オリンピック委員会委員1人。18人の国際審判員も参加する。共和国体育省の張雄副相がこのほど、平壌で本社記者とのインタビューで明らかにした。

 アジア大会は4年に1度開かれるアジア最大の総合スポーツ大会。今大会には、アジアオリンピック委員会に加盟する43の国と地域から6500人を超える選手と役員が参加し技を競う。

 種目は、サッカー(男、女)、バスケットボール(男、女)、卓球(男、女)、バレーボール(女)、ハンドボール(女)、ボーリング(女)、ゴルフ(男)、レスリング(男)、柔道(男、女)、ボクシング(男)、重量挙げ(男、女)、陸上(男、女)、体操(男、女)、新体操(女)、飛び込み(男、女)、射撃(男、女)、フェンシング(女)、漕艇(男、女)、カヌー(男、女)、ソフトボール(女)、マラソン(男、女)などだ。

 アトランタ五輪金メダリストのケ・スニが出場する女子柔道、来年米国で開かれる世界選手権大会参加資格を獲得している女子サッカー、中国遠征などを通じて実力を上げている女子ソフトボール、そのほかにもレスリング、卓球、重量挙げ、ボクシングなどの競技が期待される。

 今回の共和国選手団には18人の在日同胞が選手および役員として選ばれた。ゴルフ(4人)、陸上(2人)、重要挙げ、レスリング、ボクシングの5種目に9人が出場し、役員らは各種国際会議に参加する。

 張雄副相は、「今回のアジア大会は、来年から始まるシドニーオリンピックアジア予選を念頭に置いて、現時点での準備状況を見る良い機会となろう。そのため若い選手をたくさん送る。在日同胞選手に対する期待も大きい」と語っている。