江原道で土地整理事業
共和国と南朝鮮の現代グループによる金剛山(江原道)観光開発事業が注目される中、江原道で大自然改造事業の一環として土地整理事業が進められている。
労働新聞10月22日付によると、金化郡、鉄原郡など軍事境界線に接する郡、板橋郡、法洞郡など山間地帯に位置する郡、安辺郡などの海岸沿いの郡が対象で、2段階にわけて総面積3万ヘクタールを整理する。
金正日総書記の指示に沿って行われるこの事業は、規模の大きさから経済的意義がとても大きいと注目されている。土地整理事業が終われば、江原道の地は肥沃な田畑に生まれ変わり、穀物生産で転換を起こすだろうと期待されている。
また、農業用水に必要な水を確保するための1500キロメートルの灌漑用水路や、トラクターを走らせるための道路が新たに建設される。田畑に水を引くための15万の構造物も設けられる。
今回の事業には、平壌市や平安南道、慈江道など各地から労働者が集まっている。とくに平壌市からは経験豊富な人々が集まり、設計などを手助けしている。黄海北道と開城市内から集まった労働者たちは測量と設計事業を終えた。
また、地元の人々は工事に先立ち55台のブルドーザーを修理、整備した。現在、軍事境界線に接する金化郡と鉄原郡、高山郡、淮陽郡で土地整理事業が行われている。