ニュースフラッシュ
駐南米軍家族の避難演習計画非難/労働新聞
ベネズエラ、パキスタン新任大使が信任状
南の「地域安保機構」構想非難/労働新聞
米軍が10月に160余回の航空スパイ
スロバキアと投資奨励・保護協定
UNDP行政官と会見/最高人民会議常任委員長
レバノン新大統領などに祝電/最高人民会議常任委員長
駐南米軍家族の避難演習計画非難/労働新聞
労働新聞5日付は、米国が去る10月初旬、朝鮮半島の「緊急事態」を想定して、駐南米軍の家族の日本への避難演習を計画していた事実について論評し、次のように非難した。
悪天候で実行されなかったとはいえ、計画自体が新たな戦争挑発を実践に移そうとするものだ。軍人の家族を含む非戦闘員の避難は戦争前夜に見られる動きだ。米国は1950年6月、共和国への武力侵攻の前にも非戦闘員の避難を行っている。合同軍事演習などによって北侵挑発騒動が頂点に達している中、米国がこのような演習を計画した意味は明白だ。あえて朝鮮で戦争の火を放つならば、われわれは自主権と尊厳を守るために立ち上がるであろう。(朝鮮通信)
ホセリン・エンリケ・デ・キン駐朝ベネズエラ新任大使が4日、ファザル・ガプル駐朝パキスタン新任大使が5日、それぞれ平壌の万寿台議事堂を訪れ、最高人民会議常任委員会の金永南委員長に信任状を提出した。 (朝鮮通信)
労働新聞1日付は、南朝鮮当局者が東北アジアの安定と発展のための「地域安保機構」創設を訴えていることについて論評した。論評は、何の政治的独自性も自主権もない南当局者がこのような主張をすること自体、言語道断だと非難。南当局者はアジア支配と世界制覇を企む米国の戦略遂行の別働隊として大規模な合同軍事演習を行っており、朝鮮半島と東北アジアの安定と平和を踏みにじる張本人の1人だと強調した。(朝鮮通信)
10月31日発朝鮮中央通信によると、米軍は10月の1ヵ月間に、U2、RC135、RC12、RF4、P3、EH60など各種の戦略・戦術偵察機を動員し、共和国に対する航空スパイを160余回にわたり行った。(朝鮮通信)
共和国・スロバキア両政府間の投資奨励・保護に関する協定が10月27日、スロバキアの首都ブラチスラバで調印され、共和国の李炳甲・駐スロバキア大使代理とスロバキアのタチヤナ・シルハンコバ財政省国務書記が協定文に署名した。(朝鮮通信)
最高人民会議常任委員会の金永南委員長は10月26日、ジェームズ・グスタブ・スペス国連副事務総長兼国連開発計画(UNDP)行政官と、平壌の万寿台議事堂で会見した。崔秀憲外務省副相、金永淑農業省副相、クリスティアン・ロメル駐朝UNDP代表が同席した。(朝鮮通信)
最高人民会議常任委員会の金永南委員長は10月23日、レバノンのエミル・ラウド新大統領に祝電を送り、これを機に両国間の友好関係がますます発展することを希望すると述べた。
一方、27日発朝鮮中央通信によると、金委員長はオーストリアの国慶節に際してトーマス・クレスティル大統領に祝電を送った。また、28日発同通信によると、再選されたアゼルバイジャンのゲイダル・アリエフ大統領とモルディブのマウムーン・アブドル・ガユーム大統領にもそれぞれ祝電を送った。(朝鮮通信)