ニュースフラッシュ
「板門店事件」を鋭意注視する/祖国平和統一委員会スポークスマン
中国人民志願軍参戦日に際し献花/党中央委員会など
国連副事務総長一行などが訪朝
安企部スパイの米国市民、金鎮慶を追放
ザンビア独立34周年で祝電/モンゴルとの外交50年でも
スウェーデン共産党代表団と会見/金永南常任委員長
「板門店事件」を鋭意注視する/祖国平和統一委員会スポークスマン
27日発朝鮮中央通信によると、祖国平和統一委員会スポークスマンは、南朝鮮で与野が騒いでいる「板門店事件」と関連し、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。
南では政争に明け暮れる与野がわれわれに引っ掛けて、いわゆる「板門店事件」をもって互いに言い争っているが、われわれはこれを鋭意注視している。さらに、北と南が民間級で同胞愛に基づいて行われる金剛山観光事業に対し、野党ハンナラ党が各方面から妨害しているが、ハンナラ党が前後の見境なく振る舞っている条件下で、われわれも考えを変えざるを得ない。最近、南で新たな「北風」が吹いている時に、ハンナラ党が今のように無分別に騒いでも、得るものは何もない。われわれが口を開けば、李会昌をはじめハンナラ党に良いことなど一つもないことを、しっかりと知るべきである。(朝鮮通信)
中国人民志願軍の朝鮮戦線参戦48周年に際し、朝鮮労働党中央委員会、最高人民会議常任委員会、内閣が25日、友誼塔に献花した。最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長、朝鮮労働党の崔進守副部長、呉龍訪人民武力省副相、朴東春外務省副相らが参加した。また、万永祥駐朝中国大使が同席した。一方、23日には駐朝中国大使館が同軍の烈士墓に献花した。(朝鮮通信)
ジェームズ・グスタフ・スペス国連副事務総長兼国連開発計画行政官一行、日本教職員組合代表団(団長=川上祐司中央執行委員長)が24日、それぞれ平壌に到着した。(朝鮮通信)
24日発朝鮮中央通信によると、朝鮮中央通信社は、共和国の当該機関が同日、抑留されていた米国市民の金鎮慶を共和国領内から追放したことに関する報道を発表、次のように指摘した。
彼は1993年2月から、南朝鮮の最高位側と「国家安全企画部」の大物から直接任務を受けた安企部のスパイだった。わが国で再三、内部資料を探知して報告し、社会主義制度を内部から瓦解させて南朝鮮に吸収させるために動いてきた。本人もこれを全面的に認めた。彼の行為は共和国の自主権を重大に侵害した犯罪であり、法に従って処罰されて然るべきである。しかし、共和国の当該機関では、現在の朝米関係、さらに朝鮮系米国市民である点などを考慮して寛大に許し、追放することに決定した。(朝鮮通信)
最高人民会議常任委員会の金永南委員長は23日、ザンビア独立34周年に際し、フレデリック・J・T・チルバ大統領に祝電を送った。
また、24日発朝鮮中央通信によると、白南淳外相はモンゴルとの外交関係締結50周年に際し、リンチンミーン・アマルジャルガー外相代理に祝電を送った。(朝鮮通信)
朝鮮労働党中央委員会政治局委員の金永南・最高人民会議常任委員会委員長は23日、訪朝したスウェーデン・マルクス―レーニン主義共産党代表団(団長=フランク・バウデ委員長)と会見した。また同日、両党の共同声明が平壌で発表され、今後も帝国主義者の支配と従属、侵略、戦争政策に反対し、社会主義偉業の勝利のため連帯を強化することが指摘された。(朝鮮通信)