「地方参政権」決議を白紙化/北海道七飯町と木古内町議会
一昨年3月に民団が提出した「地方参政権」に関する陳情書と意見書を採択した北海道の七飯町と木古内町の議会が、9月議会でこれを白紙化する決議を採択した。
総聯北海道本部の代表が議会に提出した意見書では「南北朝鮮の早期統一と、日朝国交正常化に向けた積極的な外交活動を行い、定住外国人に対する地方参政権の付与については、当該外国人の民族意識を尊重し、付与に対する選択権の保障を盛り込むなど、慎重に対処することと、定住外国人の人権向上のための諸政策について、一層の推進を図る」ことを日本政府に強く求めた。
これで、すでに採択された「参政権」問題と関連した決議を白紙化した市町村の数は12となった。