労働新聞、南の「98国防白書」を同族敵視の対決文書と非難
労働新聞4日付は、南朝鮮当局が発表した「98国防白書」に、北の「最近の動向」と「軍事的脅威」、「対備態勢の強化」、「国防改革5ヵ年計画」、朝鮮半島「有事」における米軍兵力64万人と空母の導入などを明記したことについて、論評で次のように非難した。
これは同族への敵視政策、反北政策で一貫した対決文書であり、外勢と結託して同族に反対するための侵略と戦争挑発の文書だ。
南北関係を改善し、民族の和解と団結、統一を成し遂げることは、北と南、海外のすべての同胞の願いであり、共和国の一貫した立場である。南の執権者が真に同族意識を持ち、外勢依存的な政策から脱して民族自主政策を実施し、反北対決政策を連北和解政策に転換していれば、南北関係で新たな転換が起こっていたであろう。
南当局者は「国防白書」を通じて同族を陥れ、反北対決意識をあおることで、自らが唱える「軍事的脅威」が北から南へではなく、南から北へ来ており、同族と和解する考えもなく、力で北を圧殺しようとしていることを示した。南当局者は軽挙妄動せず、分別を持って振る舞うべきだろう。 (朝鮮通信)