金正日朝鮮労働党総書記推戴1周年/東京で在日朝鮮人中央大会
金正日朝鮮労働党総書記の推戴1周年を祝う在日朝鮮人中央大会が8日、東京・北区の東京朝鮮文化会館で行われ、総聯中央の韓徳銖議長、徐萬述第1副議長、許宗萬責任副議長をはじめ、関東地方の同胞と総聯活動家らが参加した。参加者らは金正日総書記の指導のもと、今後も祖国の人民と歩調を合わせ、総聯の愛国運動を発展させていく決意を固めていた。
大会ではまず、韓議長があいさつした。
韓議長は、金日成主席が創建した朝鮮労働党は祖国と人民を勝利へ導いてきたと指摘。金正日総書記推戴は、名実ともに金正日時代の新たな時代が始まったことを意味したと強調しながら、昨年10月8日の感激は今も忘れられないと語った。
続いて、徐第1副議長が報告。去る9月5日に、金正日総書記が国家の最高職責である国防委員会委員長に推戴されたことに言及し、それによって今日の喜びもより大きなものになったと述べた。
また、1年前の総書記推戴当時、祖国は帝国主義者による経済封鎖と、連続して起きた自然災害のダメージという試練に見舞われていたが、総書記が全党、全軍、全人民の先頭に立つことでそれを乗り越えることができたと話した。
さらに、総書記推戴からの1年間は、祖国の歴史に永く輝く勝利と栄光の日々であり、勝利の確信が揺るぎない信念となった重要な時期だったと話した。
徐第1副議長は、今年5月に行われた総聯第18回全体大会に際し、総書記から、総聯の愛国運動での画期的な転換と発展の指針となる祝電が送られたことに言及。総聯と在日同胞が世界の海外僑胞運動の先駆けとなり、主体的な愛国愛族運動を繰り広げられるのも、総書記の指導があるからだと語った。
また、日本当局は今、世界が共和国の人工衛星打ち上げを認めているにもかかわらず、未だに「弾道ミサイル発射」だと言い張って反共和国、反総聯騒動を繰り広げており、日本社会では、在日同胞や朝鮮学校生徒に対する暴言、暴行、脅迫行為など、許し難い人権侵害が起きていると指摘した。
そのうえで、日本反動がいかに悪らつな策動を行おうとも、総書記を信じ、祖国と民族を愛し、一心団結する総聯と在日同胞の行く手を阻むことはできないと強調した。