ニュースフラッシュ
高村外相らの「安保脅威説」非難/労働新聞
第6回非同盟・発展途上諸国の平壌映画祭が閉幕
離任のインドネシア大使と会見/楊常任副委員長
南「国防白書」の「主敵」規定非難/朝鮮中央通信
洪総理、ロシア新首相に祝電
IOCとベンツ社がバス寄贈/朝鮮オリンピック委員会に
駐マダガスカル大使に李栄学氏
高村外相らの「安保脅威説」非難/労働新聞
労働新聞9月28日付は論評で、共和国の人工衛星打ち上げと関連して日本当局者が騒ぐ「安保脅威説」について、次のように非難した。
高村外相は9月1日、「弾道ミサイル発射」報道があるや否や、事実確認もせず「日本の安全への重大な脅威」と言った。3日には参議院が「日本の安保上、極めて重大な行為」とする「決議」を採択し、衆議院も同調。小渕総理も「憂慮すべき状況」だとして「厳しい対応」をうんぬんした。われわれは誰を脅かすためではなく、宇宙科学の発展の目的で人工衛星を打ち上げた。周辺国の自主権と安全を守るために打ち上げ方向や角度、高さを大幅修正し、運搬ロケットには飛行中に軌道から逸れた場合を考え、自爆装置も付けた。日本当局者の「安保脅威」発言は、われわれの衛星打ち上げを口実に軍事大国化を進め、侵略戦争の準備を完成させる企図の表れであり、罪の上に罪を重ねるものにすぎない。 (朝鮮通信)
第6回非同盟・発展途上諸国の平壌映画祭が9月25日閉幕した。30余ヵ国と七つの国際機関から70余作品が出品され、朝鮮劇映画「遠い将来の自分の姿」と朝鮮記録映画「天下第一峰」が「たいまつ金賞」を受賞した。 (朝鮮通信)
最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長は9月24日、離任するインドネシアのパネ駐朝大使と平壌の万寿台議事堂で会見した。白南淳外相も23日、金鎰武l民武力相も25日、同大使と会見した。(朝鮮通信)
9月23日発朝鮮中央通信は論評で、南朝鮮「国防部」が発表した今年度の「国防白書」で共和国を「主敵」と規定したことに言及し、「文民政権」もあえて使わなかった「主敵」を成文化したのは、現執権勢力の反民族的、反統一的な反北対決策動がファッショ独裁時を凌いでいることを示すものだと非難。「国防部長官」が最近、われわれに対して「主敵」との暴言を吐いて南北対決意識をあおり、世論の憂慮と非難を呼んだが、今回再び「主敵」の文句が公然と用いられたのは決して見過ごせないと強調した。(朝鮮通信)
9月21日発朝鮮中央通信によると、洪成南総理がロシアのプリマコフ新首相に、白南淳外相がイワノフ新外相に、それぞれ祝電を送った。(朝鮮通信)
国際オリンピック委員会(IOC)と独ダイムラー・ベンツ社の合同代表団から朝鮮オリンピック委員会に送られるバスの寄贈式が9月19日、平壌で行われ、IOCとベンツ社の名義の寄贈書とキーが手渡された。一方、郭範基副総理は同日、トーマス・バフIOC執行委員を団長とする同代表団と万寿台議事堂で会見した。(朝鮮通信)
9月19日発朝鮮中央通信によると、駐マダガスカル朝鮮新任大使に李栄学氏が任命された。また、ゼイン駐朝エジプト新任大使が18日、ルタネン駐朝フィンランド新任大使が27日、万寿台議事堂を訪れ、最高人民会議常任委員会の金永南委員長に信任状を提出した。(朝鮮通信)