ニュースフラッシュ
米国防長官の南朝鮮訪問を非難/朝鮮中央通信
ベラルーシから共和国に支援物資
南朝鮮の北侵戦争挑発を非難/労働新聞
東南アジア、欧州歴訪の各代表団出発
人民経済先行部門で大きな成果/朝鮮中央通信
マルタ大統領が朝鮮大使と会見
23日発朝鮮中央通信は、21日に南朝鮮を訪れたコーエン米国防長官が、板門店近くの米軍基地と米第2歩兵師団の総合訓練場を視察し、北侵戦争準備に拍車を掛けるよう南当局に促したと述べ、次のように非難した。
金泳三「政権」の5年間に米国防長官は7回も南朝鮮を訪れ、とくにコーエンは昨年4月から今回までの1年弱の間に3回も訪れた。これは、米国が南朝鮮「文民政権」の裏でこれまで以上に北侵戦争挑発を行っており、金泳三「政権」もかつての軍事「政権」に負けない反民族集団であることを示している。(朝鮮通信)
21日発朝鮮中央通信は、ベラルーシ政府から近く、数10トンの食料品が共和国に到着すると報じ、この人道的措置は、一時的な難関を乗り越えて最後の勝利を目指す強行軍を繰り広げる朝鮮人民を励ますだろうと述べた。(朝鮮通信)
労働新聞20日付は論評で、南朝鮮軍が昨年11月から陸軍部隊を動員して「酷寒期戦術訓練」を行い、また「化学戦に対処する」との名目で防毒マスク193万個を市民に供給し、ソウルの中心部に戦車を通過させる計画を発表するなど、戦争の雰囲気を醸成する動きを非難した。
論評は、米国が南朝鮮駐留第8軍司令部を野戦軍司令部に改編するなど、朝鮮半島での戦争挑発を既成事実化した軍事的行動を見せているのと時を同じくして起こった騒動であり、南朝鮮が破滅の危機からの活路を北侵戦争挑発に求めようとしているのは明らかだと非難した。(朝鮮通信)
ネパール統一共産党第6回大会に参加し、東南アジア諸国を歴訪する朝鮮労働党代表団(団長=崔進守副部長)が19日、ヨーロッパ諸国を歴訪する朝鮮労働党代表団(団長=池在龍副部長)と中国を訪問する朝鮮鉄道部代表団(団長=金勇三参謀長)が17日、それぞれ空路平壌を出発した。また、同じく中国を訪問する祖国統一汎民族連合北側本部代表団(団長=韓時海副議長)も20日、空路平壌を出発した。(朝鮮通信)
19日発朝鮮中央通信は、数年続きの「苦難の行軍」の難局を克服し、前進と飛躍の突破口を開いた共和国の労働者は、経済的難関を自力で克服しながら生産と建設を推し進めていると強調し、次のように指摘した。
年初から人民経済先行部門の労働者の意気込みは高い。石炭鉱業部門ではこの10日間で石炭生産を昨年末より10.8%伸ばした。電力工業部門では現存の発電能力を効果的に利用する一方、各地に数百の中小発電所を建設し、電力生産は10日間で昨年末より15%高まった。鉄道運輸部門では貨物輸送を引き続き拡大し、平壌鉄道局では火力炭集中輸送実績を先月比2倍に伸ばした。金属工業部門では銑鉄と圧延鋼材を量産し、金策製鉄連合企業所では連日、鉄鋼材を10%増産している。(朝鮮通信)
マルタのウゴ・ミフスド・ボニチ大統領が8日、同国駐在の金英日朝鮮大使と会見し、朝鮮の統一が外勢の干渉を受けることなく平和的に実現されると確信するとともに、これからも朝鮮人民の統一偉業を支持すると述べた。(朝鮮通信)