ニュースフラッシュ
KEDO代表団が訪朝/高位級専門家協議に参加
党の経済建設基本路線貫徹を/労働新聞
米日の軍事的結託強化を非難/朝鮮中央通信
WFPなどの支援に謝意/朝鮮中央通信
平和の裏で戦争策動/米・南軍司令部強化で祖国統一委員会
羅津―先鋒の「環境汚染」説はデマ/朝鮮中央通信
共和国と朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)の高位級専門家協議に参加するKEDO代表団が20日、空路平壌に到着した。(朝鮮通信)
労働新聞20日付は論評で、朝鮮労働党の経済建設の基本路線を徹底的に貫徹し、こんにちの難局を自力で乗り越えることについて言及した。
論評は、経済建設の基本路線は重工業の優先的発展を保障しながら軽工業と農業を同時に発展させることを基本内容としており、これを守り続けることが社会主義経済建設で最も重要な問題だと指摘。経済を活性化し、全部門を完全に正常化させる最も正当な路線であり、人民生活を決定的に高める確固たる保証となると述べた。そして、これらの厳しい課題を遂行する道こそがこんにちの社会主義強行軍だと強調した。(朝鮮通信)
20日発朝鮮中央通信は論評で、米日が「周辺有事」の際の協力計画を具体化するため、米太平洋艦隊や在日米軍、自衛隊統合幕僚会議メンバーらによる「共同検討機関」の発足を決定するなど、軍事的結託を強化していることに言及。米日が共和国を第一の攻撃対象と見なし、新しい「日米防衛協力のための指針」が実行段階に入っていることを示していると非難した。 (朝鮮通信)
17日発朝鮮中央通信は、世界食糧計画(WFP)が共和国に65万8000トンの食糧を提供するアピールを発表したことは崇高な人道的理念の表れであり、朝鮮人民はこれに感謝していると述べた。また、自然災害の影響で食糧問題は依然、緊張しているが、朝鮮人民はWFPをはじめ国際機構、各国政府、人民の物心両面にわたる支援と協力に励まされ、農業生産を画期的に伸ばすため積極的に努力するだろうと述べた。 (朝鮮通信)
祖国平和統一委員会スポークスマンは17日、朝鮮半島の平和構築のための4者会談を行っている時に、米国が南朝鮮駐留米第8軍司令部を野戦軍司令部に改編したことを非難する次のような声明を発表した。
これは、駐南米軍の大部分を成す陸軍武力を戦時体制に転換して共和国を軍事的に圧殺する計画的策動である。表では平和を唱えて関係改善を力説しながら、裏で戦争準備をする行為は見過ごせない事態だ。われわれは、米国の動向を南での戦時態勢突入と見なし、国の平和と平和統一を願う全朝鮮人民の名において強く非難する。力の政策は平和対話と両立しない。(朝鮮通信)
17日発朝鮮中央通信は論評で、南朝鮮当局が羅津―先鋒自由経済貿易地帯について「非鉄金属工場が密集し、大気・水質汚染が深刻だ」などと述べたことと関連し、次のように非難した。
同地帯に非鉄金属工場は密集しておらず、環境汚染など想像すらできない。同地帯は朝鮮東海と七宝山などの名勝地、鉱泉に囲まれ、観光地としても評価される「黄金の三角地帯」だ。また、共和国では公害防止の法と制度が十分整備され、環境汚染を根元から予防している。それにもかかわらず南がデマを流すのは、同地帯の開発が推進され、外国投資も活気を帯びている現状を不利な事態と考え、日増しに増える投資を遮断しようとする愚かな試みの表れである。(朝鮮通信)