阪神・淡路大震災から3年/被災地で犠牲同胞追悼式
120余人の同胞が犠牲となった阪神・淡路大震災から、17日で3年となった。被災地では、犠牲同胞合同追悼式が16日、神戸市中央区の総聯兵庫県本部講堂で行われ、遺族と総聯中央の呉亨鎮副議長、崔寿龍同本部委員長をはじめ県下の活動家らが参加した。黙祷後、総聯中央常任委員会から送られた追悼文を呉副議長が朗読。哀悼の意を表しつつ、震災では金正日総書記から慰問電文と慰問金が送られ、総聯が団結力を見せたとしながら、祖国、組織はいつでも同胞とともにあると指摘した。
また、これまでの3年間に、遺族とすべての同胞は、ともに助け合って悲しみと困難を乗り越えながら、被災した朝鮮学校や、自らの生活、企業の復興に向け力を尽くしてきたとしながら、今後も団結して新たな生活を築き、国と民族のための道を歩んで欲しいと述べた。
崔委員長が追悼の辞を述べ、同胞らの生活や企業活動の安定に向け総聯組織も努力していくとしながら、共和国創建50周年と総聯第18回全体大会に向けて、愛国事業でも一層の飛躍を遂げたいと述べた。
追悼式ではまた、活動家、同胞の発言に続き、献花が行われた。