キーワード/コンクリート障壁
1977年から数年間かけて南朝鮮当局が、朝鮮半島の軍事境界線南側240キロメートルにわたって造ったもの。高さ5〜8メートル、底幅10〜19メートル、上幅3〜7メートル。障壁の北面は垂直で、南面は傾斜を成しているうえ土や草で覆われているため、南側からはその存在が判りにくい。また障壁によって南北を結ぶ鉄道と道路、村などが分断された。年始の共同社説では、分断の象徴であるコンクリート障壁の解体を求めた。