ニュースフラッシュ
WFPの食糧支援アピールに謝意/水害対策委員会
統一には南の根本的変化が必要/労働新聞
米・南の連合軍司令部強化を非難/朝鮮中央通信
コンクリート障壁解体訴え集会/マダガスカル
JA長野・中信地区農政対策協議会が支援米
共和国各地で成道節記念法会
世界食糧計画(WFP)が6日、3億7820万ドル相当、65万8000万トンの食糧を共和国に提供する計画を発表し、各国に支援を呼びかけたことと関連し、共和国水害被害対策委員会スポークスマンは12日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。
WFPをはじめ国際機構、各国、各団体が、自然災害で一時的な食糧難を経ている共和国人民に理解と同情を示し、人道主義的支援を続けていることに対し感謝している。今回、WFPの呼びかけで提供される食糧支援は、災害の爪痕を拭うため努力する人民を鼓舞するだろう。共和国は今年、何とか食糧問題を自力で解決できるよう全力を尽くす。(朝鮮通信)
労働新聞10日付は論評で、祖国統一実現のためには南朝鮮で根本的な変化が起きなければならないと指摘した。論評は、南朝鮮が社会の自主化、民主化、祖国統一のため、政治経済的危機を脱し、人民生活を改善できるよう、根本的な変化を起こすことは現実の切迫した要求だと強調。南朝鮮当局者は民族自主の立場に立ち戻り、外勢ではなく民族に依拠し、ファッショ暴圧政治ではなく民主政治を行うべきだと指摘した。(朝鮮通信)
米・南の連合軍司令部強化を非難/朝鮮中央通信
9日発朝鮮中央通信は、米国が南朝鮮駐留米第8軍司令部を野戦軍司令部に改編し、米・南当局が連合軍司令部の機能の大幅強化で合意したと報じ、これらの事実は、米国が北侵戦争挑発を導火線にして大陸侵略をも追求していることを如実に示すものだと非難した。(朝鮮通信)
8日発朝鮮中央通信によると、米国と南朝鮮当局が作ったコンクリート障壁の解体を求める集会がマダガスカル平等実現戦闘党庁舎で行われた。集会では演説が行われ、米・南当局は緩和と和解、協力へと向かう時代の流れに沿って、世界に1つしかない冷戦の産物であり、朝鮮統一を妨げる対決と分裂の象徴であるコンクリート障壁を解体すべきだと訴えた。一方、エジプトのカイロ文化会館でも、コンクリート障壁の解体を訴える講演会が行われた。(朝鮮通信)
長野県中信地方の11の農業協同組合で作る全国農業協同組合中央会(JA)長野県中信地区農政対策協議会が7日、共和国へ送る支援米の発送式をJA松本ハイランドで行った。式には同協議会会長の田中秀一・JA長野県農協組合長会会長をはじめ組合員、関係者ら120余人が参加。総聯長野県本部の崔在植委員長、日朝松本市民会議の和合政治会長らが来賓として参加した。同協議会では11月から傘下の4万4000人の組合員に支援を呼びかけ、53トンの支援米を集めた。今月23日に田中会長と長野県労農会議(労働組合)の代表が被災地を訪れ、支援米を手渡す予定。
共和国各地で成道節記念法会
共和国各地の寺院で6日、成道節記念法会が行われ、朝鮮仏教徒連盟中央委員会と道、市、郡委員会の教職者、各寺院の住職、僧侶、信徒らが参加した。法会では演説が行われ、現情勢の要求と同胞の統一志向に即して、祖国の統一聖業と国の富強発展のための実践活動をより幅広く展開する意志を表明。南朝鮮や海外の仏教徒と連帯する問題に言及した。(朝鮮通信)