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新年から共和国各地の企業所で成果


電力、化学肥料、鉄鋼材など増産

 3日発朝鮮中央通信によると、共和国の各階層勤労者は、新年から共和国創建50周年を社会主義勝利者の大祝典として輝かせる決意を抱き、生産と建設で革新を起こしている。

 平壌火力発電連合企業所では、設備の科学技術的運営を整え、燃料の燃焼効率を高めるための対策を立てた。その結果、昨年の日別平均と比較して蒸気生産量を10%高め、電気と暖房用温水生産で大きな成果を収めている。

 竜城機械連合総局では、特注設備生産で革新を起こしており、南興青年化学連合企業所は良質の化学肥料をより多く生産するため、原料投入から製品加工に至るすべての生産工程をフル稼働させている。

 金策製鉄連合企業所では、鉄鉱材生産を先月比で1.2倍以上伸ばしている。また、各地の人民軍兵士と労働者らが、多くの農業関連物資を農村に送っている。

 

活発なキノコ栽培/1万余ヵ所に施設

 共和国では様々なキノコの栽培が活発に行われている。

 集計資料によると、昨年全国各地で1万余ヵ所に栽培施設が設けられた。

 栽培施設はキノコの成長条件に合わせて室内と野外のものがある。

 共和国で栽培されるキノコは、主にヒラタケ、シイタケ、エノキダケ、クヌギダケなどである。

 これらは美味しいだけでなく栄養価も高く、広く家庭の食卓に上がっている。

 キノコの栽培は手間がかからず、季節や地域を選ばずに行えるのが特徴だ。

 そしてキノコ生産の大衆化、工業化が推進されるにつれ、栽培技術の導入と新種の研究も盛んになっている。

 その過程で共和国の気候に合わせ、季節によって栽培できるヒラタケ9325号、50号、通年ヒラタケ1号、8号など10数種のキノコが研究開発され生産に導入された。農業副産物や雑木、灌木を主原料とするキノコ栽培も工業的方法で生産できるようになった。

 そして、専門栽培工場以外でも洞窟や様々な施設で適用可能な合理的な栽培方法が広範に研究、普及されている。(以上朝鮮通信)