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建国50周年を輝かせよう/新都市建設に励む平壌市民


「すばらしく立派な街を」意欲燃やす労働者ら

1万世帯の住宅/2万人宿泊能力のホテル/2万3700平方メートルのプール

 「共和国創建50周年を社会主義勝利者の大祝典として輝かせよう」――平壌市民らは、今年の共同社説で提示されたこのスローガンを高く掲げて、新都市建設に奮闘している。

 9月9日の共和国創建50周年をめざし平壌では、錦繍山記念宮殿前のリンフンロータリーから兄弟山区域新美里までの8.8キロメートル区間に独特の新しい道路と1万余世帯の住宅街、2万人の宿泊能力をもつ4・25ホテル、敷地4万7500平方メートルの4・25芸術映画撮影所、敷地2万3700平方メートルの大同江プールなどの建設に、昨年秋から着手している。

 昨年末、8.8キロメートル区間の新道路建設とその周辺に建つ2000世帯の住宅街建設地を訪れた。

 建設地には多くの市民と大学生らも動員された。

 280メートル区間の道路建設を請け負っている楽浪区域の市民らは、金日成主席の誕生日である4月15日の太陽節までに完成させ、その後は周辺に18万本の木を植える予定だという。

 楽浪区域行政委員会建設運輸課のアン・ジェソン課長(42)は、「金正日時代を輝かせるために統一街よりもさらに素晴らしく立派な街を建設しようとしている」と話していた。

 新美里道路建設現場指揮部のリム・ギュフン副責任者(63)は、「昨年11月15日、新都市建設について指導した総書記は、平壌市では毎年1万世帯ずつ住宅街を建設しなければならないと指摘した。われわれは8月中旬までにこの工事を終わらせ、さらに新たな建設に取り組みたい」と意欲を燃していた。