視点
今年も様々な行事や出来事が予定されている。 1月、阪神・淡路大震災から3年、在朝日本人女性第2陣故郷訪問。2月、金正日総書記の誕生56周年と南朝鮮次期「大統領」就任。3月、ジュネーブで第2回4者会談。4月、太陽節(金日成主席誕生の4月15日)、南北連席会議50周年、4・24教育闘争50周年。5月、朝鮮総聯結成43周年。7月、金日成主席逝去4周年。8月、8・15祖国解放53周年。9月、共和国創建50周年などなど。
この他、朝・日国交正常化交渉が早い時期に再開されよう。今月末にも再開する方針を日本政府が決定との報道もある。
一方、南朝鮮当局者の出方次第では南北対話の年内再開もあり得る。カーター元米大統領の訪朝が実現すればその橋渡し役となろう。朝米関係も米国が対北経済制裁を解除すれば進展しよう。
今年こそ朝鮮半島情勢が平和と安定に向け大きく動きだすことが期待される。そんな中で金正日総書記の国家主席推戴が予想され、また総聯は第18回全体大会を開く。
労働新聞と朝鮮人民軍両紙の1日付共同社説は、「朝鮮式社会主義の決定的勝利を達成する誇らしいたたかいの年、新たな飛躍の年」「朝鮮民族が自主的平和統一の決定的局面を切り開く歴史的な年」と規定した。
祖国の繁栄と統一は同胞の生活にも影響する。同胞と祖国、民族を繋ぐ紙面作りにいっそう努力したい。叱咤激励を。(喜)