ニュースフラッシュ
毎日新聞のねつ造記事を非難/朝鮮中央通信
南で失業者57万人、失業率も急増
強制連行被害者遺族が人権救済申請
統一支持日本委員会議長ら総聯中央訪問
全・盧「赦免」抗議、良心囚釈放訴えスト
県知事らに朝鮮学校処遇改善要請/各地の対策委員会
米団体、徐俊植氏釈放求め南に書簡
毎日新聞のねつ造記事を非難/朝鮮中央通信
5日発朝鮮中央通信は、毎日新聞が「日本と北朝鮮…」という連載記事で「共和国への送金疑惑」について騒ぎ、西新井病院の金萬有院長に対する取材記事でねつ造報道を行ったのに続き、「世論調査結果」を掲載して共和国の「威嚇」をうんぬんしたことについて、同新聞は日本社会に反共和国敵視感情を植え付けていると指摘。朝・日関係改善が進む時期に意図的に誹ぼう報道を行ったのは、南朝鮮当局など反共和国敵視勢力の御用手段に転落した証拠だと非難した。(朝鮮通信)
南で失業者57万人、失業率も急増
金融危機が深刻化する南朝鮮で失業者が約57万人に達したことが、南朝鮮の統計庁が12月29日に発表した「11月中産業活動動向」で明らかになった。発表によると、11月の失業率は2.9%で、増加率は前月比0.6%増と十五年ぶりに過去最高の上げ幅を記録。失業者数も前月比12万2000人増の57万4000人となった。
強制連行被害者遺族が人権救済申請
太平洋戦争中に長野県の平岡発電所に強制連行された故金一洙氏(1994年死亡、享年72)の次男である大阪市在住の金甲治氏(44)ら遺族が、日本政府と該当企業の熊谷組に真相究明と謝罪を求める人権救済申し立てを日本弁護士連合会と名古屋弁護士会に提出したことを12月25日に明らかにした。申し立ては千葉県在住の鄭雲模氏に続き2人目だが、遺族が申請するのは初めて。
統一支持日本委員会議長ら総聯中央訪問
12月16日から20日まで共和国を訪問した朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会代表団一行が24日、東京・千代田区の朝鮮会館を訪れた。総聯中央の許宗萬責任副議長らが、槙枝元文議長、若林X事務局長ら一行と会見した。
全・盧「赦免」抗議、良心囚釈放訴えスト
全斗煥と盧泰愚が12月22日に「赦免」されたことと関連し、南朝鮮の民主化実践家族運動協議会のメンバーらが同日、全斗煥が収容されていた安養矯導所前で抗議デモを行い、良心囚の釈放を訴えた。また、延世大の学生約1000人も同日、抗議デモを行い、各界の反対にもかかわらず「赦免」を強行した金泳三を強く非難した。
県知事らに朝鮮学校処遇改善要請/各地の対策委員会
福岡県民族教育対策委員会は12月19日、朝鮮学校の処遇改善を求める約5万人分の署名を同県知事あてに提出した。同17日には埼玉県対策委が約5万人分、16日には千葉県対策委が約3万4000人分、15日には静岡県対策委が約2万人分を各県知事あてに、京都府対策委も同日、約12万人分を京都市長あてに提出した。代表らは、朝鮮学校に私学並みの教育補助と朝高卒業生の国立大受験資格認定を求める要請書も提出した。
米団体、徐俊植氏釈放求め南に書簡
米国の人権団体であるヒューマンライツウォッチ/アジア、ハリウッドの映画監督やシナリオライターらで作るフィルムウォッチコミッティーの両団体は12月4日、「国家保安法」容疑で逮捕されたソウルの市民団体「人権運動サランバン」代表、徐俊植氏の即時釈放を求める書簡を金泳三あてに送った。両団体は、逮捕は明らかな人権侵害であり、政治的権利の保障などに対する国際的基準を順守しているとする南朝鮮当局の主張が虚偽であることを露にしたものだと抗議した。