在日朝鮮学生少年芸術団、平壌で迎春公演に出演
【平壌発=本社韓東賢】 1998年を迎える平壌市学生少年たちの迎春の集いが昨年12月31日、平壌市の万景台学生少年宮殿で行われ、党と国家の幹部、総聯中央の権淳徽副議長をはじめとする海外同胞らが参加した。今年の集いでは、49年以来毎年恒例となった迎春公演を中心に、子供たちの芸術作品や学習・研究成果の展示、民俗遊びなどの多彩な年越し行事も行われた。
「幸福なお正月」と題された迎春公演には、103人の在日朝鮮学生少年芸術団も出演し、歌と舞踊で綴る話「永遠の愛の生命水」を上演。40年前の57年4月8日、金日成主席が送ってくれた初の教育援助費と奨学金が民族教育の礎となり、現在も金正日総書記に受け継がれて民族教育の発展を支える永遠の生命水となっている――その喜びを歌と踊り、説話で感動的に表現。観衆の涙を誘った。
なお、12月30日には、新年に際して金正日総書記が同芸術団と朝鮮大学校学生祖国訪問団に贈る贈り物の伝達式が行われた。1月2日には、同芸術団と、迎春公演に出演した平壌市の子供たちの代表、また今回の芸術団に参加した生徒らの学校と姉妹校関係にある平壌、沙里院、南浦、平城各市の各学校の代表ら150余人との交流会も行われ、記念品を交換して記念写真を撮り合うなど、楽しい一時を過ごした。
在日朝鮮学生少年芸術団が出演した迎春公演は、本公演を含めて4日まで計8回、好評のうちに行われた。
なお5日には総書記が同芸術団のために催した宴会が木蘭館で開かれた。(関連記事)