重体の元長期囚を家族の元へ/共和国赤十字会が南に要請
南朝鮮にいる元非転向長期囚、金仁瑞氏が危篤状態に陥り、彼を看護している金永泰氏までも倒れる寸前にあるという知らせを受けた朝鮮赤十字会中央委員会の李星鎬委員長代理は26日、南朝鮮赤十字社のチョン・ウォンシク総裁に手紙を送った。手紙では、朝鮮赤十字会が南朝鮮赤十字社側に重体に陥っている金仁瑞氏の治療問題と関連する合理的な方途を数回にわたって提起しており、人道主義を本命とする赤十字団体であるならば、同氏の治療に関心を傾け、彼と共に元非転向長期囚である金永泰、咸世煥氏らを、家族の待つ共和国へ送還するよう要請した。(朝鮮通信)