朝鮮労働党平壌市代表会が推戴の決定書採択


 朝鮮労働党平壌市代表会が23日、平壌の人民文化宮殿で行われ、市内の全党員と人民の一致した意思と念願、熱望を反映し、金正日書記を党総書記に推戴する決定書が満場一致で採択された。

 中区域党組織代表の姜賢洙・平壌市党責任書記は報告で、朝鮮労働党が百戦百勝の革命的党として強化発展し、チュチェの祖国が社会主義強国として威容を轟かせているのは、老練かつ洗練された指導芸術と天才的知略、無比の胆力と頑強な潜在力を兼備した書記の指導の輝かしい結実であると述べた。

 また、書記の指導のもとに、市内の党活動はじめ全般的活動で大きな変化がもたらされたと指摘、これは、書記を戴いた平壌の栄光であり、首都の党員と勤労者の最大の幸福であると強調し、書記を党総書記に推戴することを全代表に提議した。

 一方、中区域党組織代表の金己男氏は討論で、書記は党と革命の公認された最高指導者であり、現代の最も卓越した政治指導者、軍事戦略家、社会主義運動の元老政治家として世界的に賞賛されていると述べた。

 また、革命と建設に対する卓越した指導と偉大な業績は、書記だけが、朝鮮革命と社会主義偉業を勝利の道へ導くことができると明白に示していると指摘。さらに、新たな歴史的時代は、党がより組織思想的に固まり、その指導的役割が高まる革命の一大高揚期、民族が復興し国が強く栄える金日成民族、太陽民族の一大全盛期になるだろうと強調した。

 代表会ではこのほかに、中央人民委員会、機械工業部、市安全局、朝鮮中央通信社、万景台区域をはじめ市内の各区域・郡の党と、同機能を遂行する党組織、中央および市の機関の初級党組織から推薦された代表らが参加した。(朝鮮通信)

 

咸鏡南・北道、平安北道でも

 金正日書記を党総書記に推戴する朝鮮労働党咸鏡南道代表会が24日、平安北道代表会が25日、咸鏡北道代表会が26日、それぞれ開かれた。各代表会では「わが党と人民の偉大な領導者金正日同志を党の総書記に推戴することについて」を討議。書記を、朝鮮労働党の総書記に推戴することに関する決定書が満場一致で採択された。

 党咸鏡南道代表会には咸興市党組織代表である党中央委員会政治局委員の韓成竜書記、党平安北道代表会には新義州市党組織代表である洪成南・党中央委員会政治局委員候補、党咸鏡北道代表会には清津市党組織代表である崔永林・党中央委員会委員候補が参加した。(朝鮮通信)