訪朝の参議院超党派代表団、総聯中央を訪問
13日から18日まで訪朝した農業交流のための参議院議員超党派代表団が19日、東京・千代田区の、朝鮮会館を訪問し、総聯中央の許宗萬責任副議長が一行と歓談した。
団長で民主改革連合の国井正幸参院議員は、「初めての訪朝だったが、平壌をはじめ都市と農村、名勝地を回りながら朝鮮人民が苦難の中でも希望にあふれた生活をしている現状を見た。被災地も訪ねたが、穀倉地帯は水害で荒れていた。訪問を機に今後、農業交流を含めた日朝間の友好を深めるために努力していきたい」と語った。
また、代表団顧問である武田邦太郎参議院議員は、今回、同行した日本の代表的な農業専門家と共和国の専門家の意見交換は意義深いものとなったと述べた。
新進党の山崎力参院議員は、直接共和国を訪れなければ日本の対朝鮮政策での誤りがあるかを判断できず、日本では、「共和国崩壊説」の報道が流れているが、現地を訪れるとまったく違っていたと感想を述べた。
許責任副議長は農業交流をはじめ、共和国との友好親善を深めるために訪朝した一行に謝意を表した。