金正日書記を朝鮮労働党総書記に推戴/党平安南道代表会
金正日書記を朝鮮労働党総書記に推戴する党平安南道代表会が21日、党朝鮮人民軍代表会が22日にそれぞれ開かれ、金正日書記を党総書記に推戴する決定書が満場一致で採択された。平安南道代表会で報告した徐允錫道党責任書記は、同会議が金日成主席の革命偉業を代を継いで完成する画期的な転換の契機を開く歴史的な会議になると述べた。人民軍代表会で報告した趙明禄人民軍総政治局長は、主席が開拓した主体的な建軍偉業を勝利へと導き、革命武力発展の最盛期を開いた書記の業績について言及し、書記を党総書記に推戴することは時代と歴史の切迫した要求だと強調した。(朝鮮通信)
主席の革命偉業完成へ/満場一致で決定書採択
党朝鮮人民軍代表会でも
平城市で開かれた平安南道代表会には平城市党組織代表である党中央委政治局委員の李鐘玉氏、粛川郡党組織代表である党中央委政治局委員の徐允錫平安南道党責任書記と道内の市、郡の党、同機能を遂行する党組織、道級機関初級党組織から推薦された代表が参加した。
徐允錫責任書記が報告し、今回の代表会は書記を党総書記に推戴する重要な問題を討議決定することで、金日成主席の革命偉業を代を継いで完成する画期的な転換の契機を開く歴史的な会議になると述べた。
また、書記が長年、主席とともに党と国家、軍隊の全般的な活動を賢明に指導し、精力的な活動を行うことによってチュチェの革命偉業を継承完成させる道で不滅の業績を築いたことについて指摘した。
そして、独創的な思想理論活動を展開して主席の革命思想をチュチェの思想・理論・方法の体系に定式化、発展、豊富化させ、人民大衆の自主偉業の進路を明らかにし、朝鮮革命を勝利へと導いてきたと述べた。徐責任書記は、朝鮮労働党がチュチェの革命的党としての偉容を轟かせ、領袖、党、大衆の一心団結が不敗のものとして確固となり、革命の主体が万全に強化されたのも、自立的経済の土台が強化され、文学芸術で革命的転換が起きたのも、すべて書記の指導の結果だと語った。
さらに書記が、平安南道は平壌市に近い衛星道、国の経済全般を発展させる縮小単位であるだけに、他の道よりも先頭に立たなければならないとしながら、道内の約300単位を現地指導し、約6700回の教えを述べた点について指摘した。 徐責任書記は、書記を党総書記に推戴することはチュチェの革命偉業の勝利のために身を挺してたたかった革命先烈の意図であり、統一した祖国で恒久的な繁栄を実現する朝鮮人民と次代の最も純潔な良心であり、社会主義の旗のもとで輝かしい未来を開拓する進歩的人民の一致した意思であると強調した。
討論した李鐘玉氏は、人民の指導者が担うべき品格と資質を立派に備え、党と革命の前に不滅の業績を築き全党、全人民の尊敬と信頼を得ている金正日書記を党総書記に推戴することを支持賛同すると述べた。
一方、平壌市の4・25文化会館で行われた朝鮮人民軍代表会には、陸海空軍の各級部隊の党組織で推薦された代表が参加した。
趙明禄総政治局長が報告し、金正日最高司令官を党総書記に推戴することは時代と歴史の切迫した要求であり、全党員と人民、人民軍将兵の一致した意思と切実な願いを実現する意義深い出来事だと述べた。
さらに、金日成主席が開拓した主体的な建軍偉業を勝利へと導き、革命武力発展の最盛期を開いた点について言及。書記を党総書記に推戴することを提起した。金永春(総参謀長)、金鎰普i大将)の両氏らが討論し、提起に賛同した。