南朝鮮当局抑留の人民軍兵士が共和国帰還/事故で西海を漂流


 南朝鮮当局に抑留されていた朝鮮人民軍下士の趙光建兵士が11日、板門店経由で共和国に帰還した。

 趙兵士は、8月24日午後9時頃、礼成江下流で正常な軍事任務を遂行中、不慮の事故で川に落ち、意識を失ったまま朝鮮西海に流され、南朝鮮当局に抑留された。

 南朝鮮当局はあらゆる懐柔工作、威嚇と脅迫で趙兵士を帰順させようと策動したが、趙兵士は軍人としての革命的志操と意志を曲げなかった。金正日書記は敵地にいる革命戦士が1日も早く社会主義祖国に帰れるよう措置を講じた。

 朝鮮人民軍板門店代表部と米軍側の合意に基づき、軍事境界線を越えてきた趙兵士を、朝鮮人民軍将官をはじめ軍人、開城市民らが温かく出迎えた。

 統一閣で記者会見した趙兵士は、彼を帰順させようとした南朝鮮当局の策動について暴露し、敵地にいても金正日将軍だけを信じて革命的信念と不屈の闘志でたたかったからこそ、社会主義祖国の懐に戻れることになったと語った。(朝鮮通信)