共和国創建49周年、平壌で中央報告大会


 共和国創建49周年慶祝中央報告大会が8日、平壌の4・25文化会館で行われ、李鐘玉、朴成哲の両副主席をはじめ党と国家の指導幹部、在日朝鮮人祝賀団をはじめ滞在中の海外同胞らが参加。駐朝各国外交代表らが招待された。党中央委政治局委員候補の洪成南副総理が慶祝報告をし、在日本朝鮮人祝賀団団長の呉亨鎮総聯中央副議長が祝賀演説をした。

 洪成南副総理は慶祝報告で次のように述べた。

 共和国が歩んできた半世紀の歴史は、金日成主席と金正日書記の賢明な指導の下、民族の尊厳と自主権を誇らしく守り抜いた英雄的闘争の歴史、新しい社会へと絶えず発展してきた創造と建設の歴史であった。

 すべての人民と人民軍将兵は、書記がいてこそ繁栄する社会主義祖国があり、輝かしい未来があるという確固とした信念と革命的楽観を持って一心団結し、革命の道を力強く歩まねばならない。革命的軍人精神、自力更生の精神で社会主義総進軍運動にさらに拍車をかけ、今年「苦難の行軍」を必ず勝利のうちに収束させ、新たな復興の突破口を切り開こう。

 朝鮮半島情勢は極めて危険な局面にきている。外勢と結託し同族であるわれわれに対する戦争挑発を展開している南朝鮮統治者の策動を決して傍観しない。

 帝国主義の好戦階層は武力で朝鮮の軍事的威力を試してはならず、軍事的威嚇と挑発で朝鮮人民を屈服させようとしてはならない。

 米国は共和国に対する敵視政策を捨て、朝米間で平和協定を締結する道に早く進むべきだ。

 書記が祖国解放52周年に際して発表した労作 「偉大な領袖金日成同志の祖国統一遺訓を徹底的に貫徹しよう」を高く掲げ、国の統一を1日も早く実現するための全民族的なたたかいを力強く繰り広げ、主席の偉大な統一遺訓を実現し、全民族の宿願を必ず成就しなければならない。

 

党と国家の幹部ら、錦繍山記念宮殿訪問

 党と国家の指導幹部らは9日朝、錦繍山記念宮殿を訪れ、金日成主席に敬意を表明。8日には、市民らとともに大城山革命烈士陵に花輪を供えた。

 また平壌と各地の劇場で慶祝公演が行われるなど、各地で行事が相次いだ。

 

江沢民主席、カストロ議長らが祝電

 中国共産党総書記で中国軍事委員会主席の江沢民国家主席は6日、キューバ共産党第1書記のカストロ国家評議会議長兼首相は8月29日、それぞれ金正日書記に祝電を寄せた。

 江主席は祝電で、中朝親善関係を強化発展させることは中国の党と政府の確固とした不動の方針だと強調。カストロ議長は、両国の党と政府、人民間に存在する兄弟的な関係を引き続き発展させる意志を確認すると指摘した。

 一方、各国の駐朝外交代表と大使館員らが8日、万寿台の金日成主席の銅像に花籠を供えた。また各国の駐朝外交代表と大使館付武官、国連開発計画、国連児童基金の代表らは金正日書記に花籠と贈物、祝賀の手紙を、駐朝中国大使は祝賀状を寄せた。(朝鮮通信)