在日本朝鮮人医学協会が結成20周年


 在日本朝鮮人医学協会(医協)が8月21日に結成20周年を迎えた。記念の集いが30日、東京・千代田区の学士会館で行われ、総聯中央の権淳徽副議長、朴云承教育局長、医協中央の金萬有顧問、朴相鉉会長と中央団体、事業体の責任活動家、同胞商工人、医協会員ら100余人が参加した。

 集いでは朝鮮医学協会中央委員会名義の祝旗が権副議長から朴会長に伝達され、祖国統一民主主義戦線など共和国から送られた祝電が紹介された。

 権副議長が祝辞を述べ、医協が築いた最も貴重な成果は、金日成主席と金正日書記に忠実な医療活動家らで組織を作り上げたことと、在日同胞の健康と生命を保護し同胞医療活動を発展させてきたことだと指摘。また組織をさらに強化させるために、同胞が多い地域で積極的に医療活動を行い、朝鮮学校があるすべての地域で同胞医師を探し出し、彼らに依拠して学校保健活動を強化していかなければならないと述べた。

 続いて朴会長が報告。医協の結成によって、在日同胞医療人は愛国の理念のもと独自の医療専門家集団を持ち、同胞医療人運動をさらに力強く推し進められるようになったと述べ、結成までの経過と20年間の活動内容について言及した。

 また在日同胞の間で各分野の専門医が年々増えている実状について指摘し、若い世代をはじめ同胞医療人が愛国の信念を持って同胞医療活動、学校保健、共和国の医学科学と保健活動の発展に寄与することで在日同胞医療人運動の気概を高めていきたいと語った。

 集いでは総聯の各機関から送られた祝電が紹介され、2部では宴会が行われた。