金正日書記の8・4労作 労働新聞が社説
金正日書記が8月4日、祖国解放52周年に際し発表した労作「偉大な領袖金日成同志の祖国統一遺訓を徹底的に貫徹しよう」に関する労働新聞8月21日付社説は要旨次のとおり。
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労作に一貫して流れている基本思想は、金日成主席の祖国統一問題における指導業績を永遠に輝かせ、全民族が統一の旗印の下、固く団結し、主席の終生の意志で、念願であった祖国統一偉業を早め、成し遂げるための愛国愛族の聖戦にみなが立ち上がらなくてはならないということである。
書記の労作は、祖国統一偉業で積み上げた主席の業績を集大成し、全同胞を主席の統一遺訓貫徹へと力強く導き、祖国統一を実現するうえで提起されるあらゆる原則的問題を全面的に明らかにした祖国統一大綱、不滅の叢書となる。
書記が労作で、新時代の要求に即し祖国統一運動をより力強く繰り広げ、近い将来に民族統一を実現できる明確な闘争綱領と方向、方途を示したことは、書記が祖国統一運動史に積み上げた不滅の業績となる。
書記の労作の持つ理論実践的意義はまず、この労作が主席の祖国統一問題における指導業績を永遠に輝かせることのできる崇高な道徳信義と忠孝心の結晶体だということにある。
書記は労作で祖国統一の道で成し遂げた主席の不滅の業績を総合、体系化し、その正当性と生活力を力強く論証することによって、主席の祖国統一問題における指導業績が名実ともに民族自主偉業、祖国統一偉業完成のための朝鮮民族のたたかいで精神的遺産、しっかりとした土台として、祖国の歴史に長く輝くことができるようにした。
主席は精力的な活動により祖国統一偉業を指導する全過程で、祖国統一の根本原則と方途を明らかにした祖国統一3大憲章を示し、民族自主偉業遂行の確固とした指導的指針をもたらした。祖国統一3大憲章こそ、わが民族が統一偉業の遂行で一貫して堅持し、具現すべき祖国統一の旗印であり、祖国の自主的平和統一を実現するための最も正当で現実的な闘争綱領だ。
次に、労作が、主席の祖国統一遺訓を貫徹し、民族の宿願である祖国統一偉業完成への進路を明らかにした新たな祖国統一大綱だという点にある。
書記の労作は、南北関係を改善し、民族的和解と団結、祖国統一の転換的局面を開くための具体的な実践行動綱領だ。
北と南の関係を不信と対決の関係から信頼と和解の関係に転換し、朝鮮問題に責任ある関係諸国との関係を正常化し、祖国統一の平和的環境をもたらし、民族の団結した力で祖国の自主的平和統一を実現できる綱領的指針を示した点に、書記の労作の持つまたひとつの理論実践的意義がある。
まさに書記が労作で示した祖国統一思想と路線、方針は、民族内部問題である祖国統一問題の性格と本質、民族の熱い統一熱望から見ても、最も正当で現実的な愛国愛族の統一綱領であり、統一を望む人ならば誰もが受け入れることのできる公明正大な民族的和解と団結、統一の大憲章だ。