順川セメント連合企業所、3号焼成炉の改修完成/スイス企業と技術協力
朝鮮中央通信によると、順川セメント連合企業所(平安南道)で3号焼成炉の改修工事が終わり、8月29日、現地で竣工式が行われた。
竣工式には洪成南副総理と建材工業部の李白河部長、対外経済委員会の金正宇副委員長、スイスのホールドバンク社代表団一行が参加し、朝鮮総合設備輸出入会社とホールドバンク社間の技術協力および交流を一層強化することについて言及した。
同連合企業所には、それぞれ年間100万トンの生産能力を持つ3つの焼成炉がある。そのうち、現在フル稼働しているのは、今回改修された3号と2号だ。2、3号の補修中、8月初めまでフル稼働していた1号は、交替して整備補修期間に入った。
竣工式の模様を伝えた朝鮮中央通信が、党の貿易第1主義方針に寄与することになると意義について強調したように、順川セメント連合企業所は、共和国の主要輸出製品であるセメントの生産拠点。それもとくに輸出向けのセメントを多く生産してきた企業所だ。その外貨収入は主に、農業用資材と肥料の購入にあてられてきた。