ニュースフラッシュ

「協約」脱退は正当な自衛的措置/朝鮮中央通信
軽水炉着工で西側報道を非難/朝鮮中央通信
金容淳委員長、日本の各訪朝団と会見
共産主義青年同盟70周年など記念
朝鮮労働党、モンゴル社会民主党と会談
南の労働団体、退職金支払い保留に抗議


「協約」脱退は正当な自衛的措置/朝鮮中央通信

 8月28日発朝鮮中央通信は、ジュネーブで行われた国連人権小委員会第49回会議で、米、仏など西側諸国が反共和国「人権決議」を採択したことについて、共和国を孤立圧殺しようとする政治的謀略策動が厳重な段階に達していることを示唆しており、共和国の尊厳と自主権に対するじゅうりん、内政干渉の挑戦行為であり決して許すことはできないと強く非難した。そして、共和国の「国際協約」脱退は正当な自衛的措置であり、不純勢力が共和国の自主権をこれ以上阻害し、他の「協約」を再び圧力手段に悪用するならば、そこからも脱退すると警告した。(朝鮮通信)

軽水炉着工で西側報道を非難/朝鮮中央通信

 8月29日発朝鮮中央通信は、米国が朝米基本合意文に沿って朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)を設立し、共和国に提供する軽水炉建設が着工して以降、不純勢力と南朝鮮当局が共和国を刺激する発言を続けていると述べ、次のように指摘した。

 西側報道は着工するや否や、われわれを「改革」「開放」へと誘導する「突破口」が開かれたと騒いでいるが、これは他国の内政に干渉し、他民族の主体性と民族性を抹殺しようとする帝国主義者の支配欲を美化する反動的な奇弁であり、自主性を生命とするわれわれには決して通じない。こうした意図こそ、不純な政治目的を追求する狡猾な妄動に過ぎず、共和国の尊厳と自主権への挑戦である。(朝鮮通信)

金容淳委員長、日本の各訪朝団と会見

 朝鮮アジア太平洋平和委員会の金容淳委員長は、8月28日に和田静夫・元日本社会党副委員長を団長とする日朝友好親善代表団と、29日に中川泰宏・JA京都中央会会長を団長とする同会代表団と、平壌の万寿台議事堂でそれぞれ会見した。朝・日友好親善協会の宋虎景会長が同席した。(朝鮮通信)

共産主義青年同盟70周年など記念

 朝鮮共産主義青年同盟創立70周年と青年節六周年に際し、朴成哲副主席ら党と政府の幹部が8月28日、工場や企業所、大学などを訪れ、同盟員らと談話した。また、平壌市青年学生の慶祝夜会が同日夜、金日成広場で行われた。一方、記念行事の第1回全国青年学生8・28青年カップ争奪バスケットボール大会が同日開幕し、全国各地のバスケ選手らが参加した。(朝鮮通信)

朝鮮労働党、モンゴル社会民主党と会談

 朝鮮労働党とモンゴル社会民主党の両代表団の会談が28日、平壌で行われた。会談には朝鮮側から崔泰福書記ら関係者、モンゴル側からビャンバサルカル書記長を団長とする代表団とビャムバ駐朝大使が出席し、両党の友好関係を発展させる問題などについて意見を交わした。(朝鮮通信)

南の労働団体、退職金支払い保留に抗議

 南朝鮮司法当局が倒産企業の労働者への退職金支払いを保留する判決を下したことに対し、全国民主労働組合総連盟(民主労総)や「韓国労働組合総連盟」(「韓国労総」)など、多くの労働団体が抗議した。民主労総は8月25日、裁判所前で抗議集会を開き、労働者の生計を脅かす不当なものだとして、判決の全面白紙撤回を求めたほか、26日にはソウル駅前広場で2000余人の労組員を動員して大規模な集会を開いた。(朝鮮通信)