呉益済氏の北永住問題で労働新聞が南当局糾弾/反北感情あおる策動
労働新聞8月25日付は、南朝鮮「新政治国民会議」常任顧問で自主平和統一民族会議顧問の呉益済南朝鮮天道教中央総部元教領の共和国永住に関連し、南朝鮮当局が海外で反共和国対決策動を繰り広げていることで論評を掲載した。
論評は、南当局が米ロサンゼルスのチョングム観光旅行社の金チュンジャ社長が呉氏の平壌行きを手引きしたとして、在米反動僑胞団体を動員してキム社長を中傷し、弾圧のもくろみを露にしていると指摘した。
また、金泳三「政権」による謀略騒動は在米僑胞社会での対立と分裂を助長し、反北・反共和国対決感情を鼓吹する計画的な策動であると指摘した。
さらに、金社長が旅行社の業務上、呉氏の旅行に便宜を図ることは当然であるが、彼の共和国への永住問題とは何ら関連がないとし、南当局が指摘する金社長の「容共事件」は完全なねつ造であり、「国家安全企画部」が新たに考案した反共宣伝であると強調した。(朝鮮通信)
呉氏が平壌市内各地を参観
呉益済氏は23日、チュチェ思想塔と凱旋門など平壌市内を参観し、21日には大城山革命烈士陵、愛国烈士陵を訪ね、花輪を供えた。
一方、呉氏は平壌の人民文化宮殿で21日、天道教青友党委員長で朝鮮天道教会中央指導委員会の柳美英委員長と会見した。
呉氏は席上、金正日書記の労作「偉大な領袖金日成同志の祖国統一遺訓を徹底的に貫徹しよう」どおりに行えば、祖国統一は必ず実現できると確信すると言及し、その実現のための活動に全力を尽くす決心であると強調した。(朝鮮通信)