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第5回空手道選手権出場選手募集! 5月 愛知で開催

空手道協会結成10周年、大きく飛躍へ

 来る5月22日、愛知朝鮮中高級学校体育館で第5回在日本朝鮮人空手道選手権大会が開催される。在日本朝鮮人空手道協会結成10周年を迎える年に行われる大会は、7月の第10回アジア空手道選手権大会(中国・鄭州)に出場する朝鮮代表候補選手の選抜も兼ねている。

 同会が結成されたのは2001年。祖国で朝鮮空手道連盟が結成されたのを機に、在日同胞空手選手と空手愛好家を幅広く結集し、在日同胞空手界を活性化させる目的で結成された。同会は結成以降、第14、15、16回アジア大会をはじめとする国際大会にこれまで延べ20人の在日同胞選手を輩出してきた。

 国際大会においては、2005年にマカオで行われた東アジア競技大会で銀メダル1個、銅メダル2個の成績を収めたのをはじめ、多くの結果を残してきた。

第16回アジア競技大会(広州)空手競技の参加選手(両端)

 また、2004年に朝鮮で行われた第1回国際武道大会には朝鮮大学校、各朝鮮高級学校から多くの空手道部選手が出場し、朝鮮の国旗を胸に国際大会の場に上った。特に姜知衣選手(朝大空手道部コーチ)は高級部2年の時に第1回国際武道大会に出場したのをはじめ、これまで6回の国際大会を経験し、好成績を残してきた。姜選手は、高級部から空手を始め「国際大会の表彰台で朝鮮国旗を掲げる」のを目標に、空手に取り組んできた。今年の第10回アジア空手道選手権大会出場も視野に入れて、稽古に励んでいる。

 2006年には第1回在日本朝鮮人空手道選手権大会を開催し、WKF(世界空手道連盟)ルールに則った在日同胞空手選手を幅広く網羅する大会を目指し、毎年開催されてきた。大会は国際大会の競技クラスにより、男女共に体重別に分かれ、各クラス優勝者を中心に代表候補選手の選抜に入る。

朝大の空手道部員たち

 選手権大会開催により、朝高、朝大空手道部もレベルアップが図られ、高体連・学連の場で試合経験を積んでいる。今年度、大阪朝鮮高級学校空手道部(男子団体)は、大阪府予選を突破して近畿大会出場を果たし、朝大空手道部は、2008年に学連1部に昇格し、現在も維持している。

 朝大空手道部からはこれまで6人の朝鮮代表選手を輩出している。今年の第5回大会は空手道協会結成10周年を機に、大きく飛躍する大会として、出場する選手を広く募集している。【在日本朝鮮人空手道協会】

日時高Q011年5月22日 午前9時30分 開会
会場壕、知朝鮮中高級学校 体育館
出場申し込み方法麹ン日本朝鮮人空手道協会オフィシャルホームページから http://korean-karate.sakura.ne.jp/
※大会募集締め切りは5月7日

[朝鮮新報 2011.3.16]