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平壌で「テコンドー聖地」建設中

博物館、練習場備えたセンター

世界選手権優勝を目標に練習に励む朝鮮の選手 [朝鮮中央通信=朝鮮通信]

 平壌で第17回テコンドー世界選手権大会の準備が行われている。同大会は9月6日から12日まで平壌で行われる予定。

 平壌での開催は1992年9月の第8回大会以来2回目。大会開催に合わせ、現在、平壌の青春通りに大規模のテコンドー聖地センターを建設中だ。

 第17回大会国家組織委員会のペ・ヌンマン副委員長(55)によると、センターの建設は、平壌がテコンドーの発祥地だということを象徴する意味が込められているという。建物は、朝鮮の伝統的な建築形式に現代的なアレンジが加えられるという。

 センター内には、平壌がテコンドーの発祥地であることがわかる歴史資料などが展示されたテコンドー歴史博物館、選手たちの練習場、外国人宿所などが設けられる。センターは7月に完工する予定だ。

 選手権大会準備の一環として、会場のテコンドー殿堂(競技場)の補修工事も行われている。内壁と外壁に色を塗りなおし、大型液晶ビジョンとエアコンを設置する。また、音響設備を一新し、練習場も補修する。大会準備事業は、国家的な関心と期待の中、順調に進んでいるとペ・ヌンマン副委員長は話す。【平壌支局】

[朝鮮新報 2011.3.9]